サウジアラビア:ワリード・ビン・タラール王子、逮捕前のジャーナリストへのメッセージ
2017年11月09日付 al-Quds al-Arabi紙

ハーシャクジー:ワリード・ビン・タラール王子は逮捕される数日前、「ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と共にサウジアラビアを築く」ため、自分に帰国を呼びかけた。

【本紙】

 サウジアラビアのジャーナリスト、ジャマール・ハーシャクジー氏は大富豪のワリード・ビン・タラール王子と彼の逮捕数日前にメッセージを交わしたことを明らかにした。同王子は、ハーシャクジー氏がワシントン・ポスト紙で発表したサウジアラビア王国の現状に関する記事について同氏を非難した後、最終的にはサウジへの帰国を呼びかけた。

 ハーシャクジー氏はドイツの衛星放送ドイチェ・ヴェレの番組「フィフス・エステイト」に出演した際、王子が彼に対し、「親愛なるジャマールよ、国はあなたのような聡明な知力を必要としており、今第四のサウジアラビア王国は、私の従弟ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子によって建設されている。貴兄も我々と共にあり、その中で国を築いていかなければならない」と一言述べたことを明らかにした。

 番組司会者でエジプト人レポーターのユスリー・ファウダ氏は、「ワリード王子は唆されたが、あなたは賢明であった」と述べると、ハーシャクジー氏は、「私はそうは言わない。しかし、重要なのは、ワリード王子はムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と対立していたわけではなく、皇太子が行う改革を支持していたということである」と答えた。

 ハーシャクジー氏はワリード王子の側近として知られており、同王子は彼に衛星放送「アラブ」計画を託していた。この計画は、一日限りのもので、バーレーンで中止されてしまった。サウジアラビアの同王子は、最終的に閉鎖を決定する前に、キプロス、ロンドン、最後にはドーハで再度実施を試みている。

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(翻訳者:庄司有沙)
(記事ID:43740)