ローマ教皇、カトリック墓地へのシリア教会建設認める―イスタンブル
2017年11月14日付 Hurriyet紙


イスタンブル広域市が所有するイェシルキョイの古いラテン・カトリック墓地の敷地内に、シリア教会を建設することをローマ教皇が許可した。

イスタンブル聖母マリアシリア正教財団教会のために、大統領は外務大臣と宗教リーダーらの協力を要請した。ローマ教皇によって派遣されたポール・ラッセルヴァチカン大使は、バクルキョイ市のビュレント・ケリムオール市長を訪問し、この件に関する情報を得た。ラッセル大使は教皇が教会の建設を認可し、問題解決のためにあらゆる努力をすると述べたという。イェシルキョイとその周りには1万人近いアッシリア人が住んでいる。教会のためにイスタンブル広域市は、イスタンブル遺跡委員会とバクルキョイ市から必要な全ての承諾と許可を得た。教会の設計図も準備が整っている。İBB(イスタンブル広域市)が所有するイェシルキョイの2,745㎡の土地で見つかった古いラテン・カトリック墓地の土地が、アッシリア人らに割り当てられた。1950年代初めまで、ラテン・カトリック墓地として使われ、その後埋葬が行われていなかった。現存するチャペルと歴史ある墓標はそのまま残し、余った土地にイスタンブル第1保護委員会の認可を得て教会の建設が許可された。

■20万ユーロの寄付

実は、ラテン・カトリック教会にアッシリア人コミュニティから20万ユーロの寄付がされた。しかし、プロジェクトが始まる前にラテン・カトリック教会に新しく任命されたパウェル・スィマラザ(Pawel Symalaza)神父が、「土地は自分たちのものである」と主張して裁判を起こし、差止命令を出させた。アッシリア人の教会がないという状況を改善するために、可能な限りあらゆる援助をする準備があると述べるバクルキョイ市のビュレント・ケリムオール市長は以下のように話した。
「大使閣下は、ラテン・カトリック神父らはシリア教会建設に反対されていないが、しかし土地が彼らのもとに返されるよう裁判結果を待っているところだと話された。我々も司法がどのような決定を下そうと、裁判の原告被告双方が教会建設に反対でなければ、差止命令を取り外し、すぐに教会の建設を始めることを我々は提案した。彼らはこれを前向きにとらえてくれ、この方向で見解を示すと述べた。問題解決のために両者で話し合いの場を持ってほしい。バクルキョイ市としてはあらゆる援助をする準備はできている。」

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(翻訳者:内山千尋)
(記事ID:43767)