シリア:アメリカ軍の駐留をロシア政府が非難
2017年11月16日付 al-Watan紙

■クルド民主統一党は占領継続を要求-プシュコフ議員「アメリカ人のただのひとりにも、シリア国内に駐留する権利は与えられていない」

【各種報道】

ロシア政府はシリア国内の米軍駐留に関するアメリカのジェームズ・マティス国防長官の最新の発表を再度批難し、アメリカ人には誰一人としてシリア国内に駐屯する権利は与えられていないと強調した。一方、クルド民主統一党はシリア国内におけるアメリカの占領継続を求めた。

ロシアの通信社「スプートニク」が伝えたところによると、ロシアのアレクセイ・プシュコフ国会院議員は「アメリカ人のただのひとりにも、シリア国内に駐留する権利は与えられておらず、シリア、また国連でさえ彼らに権限を委譲していない」と述べた。

シリア外務在外居住者省の公式筋は火曜日、マティス国防長官の発表への返答として、シリア政府との合意を欠いたシリア国内におけるアメリカ軍および、あらゆる外国の軍人の駐留は、いわゆる侵略であり、またシリアの主権の侵害であり、かつ国連憲章の基本的原則に対する甚だしい侵害だ、と述べた。

この情報筋はまた、以下のようにも述べた。アメリカ政府はアメリカ軍のシリア介入は、テロ組織ダーイシュとの戦いのためだと言い張ってきた。ダーイシュはシリアにおいて最期の息を引き取った。これはシリア・アラブ軍、同盟軍そして後方の軍の勇気と犠牲のおかげだ。アメリカ政府は、現在のアメリカ軍のシリア駐留を、和解プロセスと結びつけているが、これは後付けであり、駐留を正当化する試みだ。米軍の駐留と和平プロセスを結びつけることは、その大枠も内容も受け入れられない。なぜなら、アメリカ、その他の主体は軍事的圧力を用いた解決策を何ら提示できず、むしろその反対に米軍の駐留は、この危機を長引かせ、複雑にするだけだ。ここにアメリカのシリア駐留の本当の目的が隠れている。

(後略)

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(翻訳者:宮下香純)
(記事ID:43781)