アタテュルクとエルドアン侮辱事件で、NATO事務総長トルコに謝罪
2017年11月18日付 Cumhuriyet 紙

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が、演習中の不祥事に対しトルコに謝罪した。NATOの演習中、エルドアン大統領を敵と協力関係にあるように見せたノルウェーの軍人は任務を解任された。

11月8日から11日にかけてノルウェーで行われたNATOの軍事演習において、アタテュルクやタイイプ・エルドアン大統領が標的とされたことが、演習後にNATOから発表された。

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、この演習中におきた不祥事に関してトルコへ謝罪した。

NATOは、演習中の不祥事に関して技術者と将校をそれぞれ軍から追放したと発表した。

■アタテュルクの写真はインターネットで入手した

この演習では、敵のランクを特定するため、冷戦時代から残る一部指導者らの肖像画が使用された。合同訓練センターのメディア技術者があるインターネットサイトで指導者らの写真を検索する際、アタテュルクの肖像画とポートレート写真を見かけ、それを標的として選択した。この事件は演習に参加したトルコ人将校らによって発覚した。このメディア技術者は任務を解任されるとともに謝罪したことが明らかとなった。

■エルドアン大統領の名でアカウントが開設された

2つ目の事件は11月15日に起きた。NATO内で兵士や将校らの連絡用に使用されているソーシャルネットワークサイトにおいて、エルドアン大統領の名前で開設された偽のアカウントにより、NATOや同盟国に反対する内容の書き込みがシェアされた。この状況は、NATOの海軍司令本部で任務を行うトルコ人将校らによって指摘された。この偽のアカウントを開設した人物は、クルド人を出自とするノルウェー軍の将校であることが判明した。この将校は軍から追放された。

■謝罪文が公開された

NATOの連合軍司令官は、トルコの参謀司令本部に謝罪した。ノルウェーの共同戦線中央司令部も、この件に関して謝罪文を出した。

■40人のトルコ人兵士をトルコへ戻した

エルドアン大統領は、ノルウェーで行われたNATO軍事演習において仮想敵としてアタテュルクや自身の名前が使用されたことを受け、40人の兵士らをトルコへ引き返させたと発表した。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:43782 )