UAE:世界の石油市場はその変動にもかかわらず平衡
2017年11月27日付 al-Hayat紙

■世界の石油市場は変動にもかかわらず平衡を見せる

【シャールジャ:本紙】

世界の石油市場は、市場のバランスと安定を担保するための再構築を必要としている。ところが、石油市場のバランスを取ることは不可能となった。市場で石油価格が乱高下したためだ。また主要産出国が、アメリカにおけるエネルギー備蓄に起こった流れを正そうとして、数年前から抜本的な変革を起こす努力を続けてきたが、それが出来ないことも原因になっている。

クレセント・ペトロリアムの週間報告書は、「石油市場のバランスは、価格が段階的に上昇する中で実現される可能性がある。また、OPECの成功と一部生産者が減産を義務化し、また減産の期間を拡げることが、より多くの投資の流入に働きかけるかもしれない。投資元は、減産期間が持続することを担保し、また来期の需要指標がさらに楽観視されていることから、この需要に応えようとする可能性がある」と言及した。

さらに同報告書は、「市場を平衡状態にすることを、変動しやすいエネルギー市場方程式の中に、また現状では予測の困難で複雑化した世界経済の動向の中に位置づければ、これを達成するのは難しい目標である。つまり、消費者や減産と生産管理合意に調印する諸国家の立場から世界のエネルギー市場は平衡状態になるかもしれず、またエネルギー派生品を消費する先進諸国の視点から見た場合に市場は平衡状態になるかもしれないのである」

同報告書は、「一方、ここ数日の間に1バレルあたりの価格が60ドルの水準を超えて以降、市場はより良好で均衡がとれているように見える。そのため、市場が均衡状態になる基準を、米国市場におけるエネルギー備蓄量の変動とその予想から切り離す必要がある。なぜなら、米国におけるそれらは、価格と安定性に最も悪影響を与える要因の一つであるからだ。すなわち、それらは時々少しばかり肯定的な影響を見せることがあるが、エネルギー市場とその生産から生じる金利やドルの為替レートといった要因には無関心を示すのだ」と指摘した。

(後略)

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(翻訳者:八木瑛子)
(記事ID:43863)