国家安全保障会議3時半、シリアでの新ターゲット等発表
2017年11月29日付 Hurriyet紙


共和国大統領レジェプ・タイイプ・エルドアン氏が議事進行を行った、3時間半かけた国家安全保障評議会の集まりの後、書面による声明が発表された。発表では、 「トルコ軍は『イドリブ緩衝地帯』での諸勢力の観察任務を成功裡に続けており、この任務を西アレッポとアフリンの近辺でも実行することで、平和と安全の環境を真の意味で確保できると判断された」と述べられた。

大統領官邸での国家安全保障評議会の後、声明が発表された。

発表ではトルコの治安と安全に影響する内外の情勢の進展が検討され、テロとの戦いの活動が全面的に取り上げられたとした。その声明の中で、「フェトフッラーテロ組織/パラレル国家構造(FETÖ/PDY)、クルディスタン労働者党/クルド民主統一党-人民防衛隊(PKK/PYD-YPG)、イスラム国(DEAŞ)といったテロ組織との闘いを筆頭に、わが国の安全保障に向けた脅威に対して、法の範囲内でとられ、我が組織により提案された措置を審議し、テロを終わらせるために国内外で決然たる態度で続けられている戦いが、広範囲に検討された」とした。

■アスタナの過程

発表では、昨年7月15日のクーデタの企てにより憲政、トルコ大国民議会、トルコ共和国政府を排除し、職務の実行を妨げることを試みるFETÖとPDYとの戦いについて保障会議に情報が提出されたとされた。

シリアでの混乱に政治的解決を見出し、停戦を強化し、紛争当事者間で相互に信頼を増す措置を模索することを目的に設定されたアスタナ会議で下された決定が、和平と和解を設ける努力に対して前向きな影響を与えたとみられる、と述べる声明では、以下のことが書かれていた。

■アフリン・メッセージ

「トルコ軍は『イドリブ緩衝地帯』での諸勢力の観察任務を成功裡に続けており、この任務を西アレッポとアフリンの近辺でも実行することで、平和と安全の環境を真の意味で確保できると判断された」と述べられた。PKKとPYD-YPGといったテロ組織が、シリアの昔からの人口構成を密かな民族浄化を行うことで破壊し、土地を入手しようとする試みが国際法や人権に反し、この点で受容しがたいこと、トルコが自国の安全を確保する目的で、特に国境地域で必要なあらゆる措置を取り続ける予定であることが今一度強調された。」

様々な国々に行われた訪問と、個別の会談で明らかになった外交上の進展に関して保障会議に情報が提出されたとする声明では、起こりうる展開に関して取りうる戦略について検討をおこなったとした。

■ノルウェーでのNATOの演習

ノルウェーで開催された『トライデント・ジャベリン2017』という名のNATOの演習の中で明らかになった忌むべき出来事が詳細に検討されたと強調するこの声明では、以下のように述べられた。

「この種の出来事が、NATOの同盟の基礎を構成している『結束の原則』を損なう理由になりうること、ノルウェーとNATO責任者によって始められた調査がきちんと責任者達を含んだ形で拡大されていくことが期待されること、NATOを自分の目的のための道具として使おうとする勢力に対してそれを許さないことが必要であること、進展をこの方向で注視すると明らかにされた。我が共和国を作り上げた英雄ムスタファ・ケマル・アタチュルクと、トルコ国民および国家の代表者である共和国大統領をターゲットとしたこの手の敵によるアプローチと発言は、いかなる形でも認められず、この点が今一度強調された。」

■アラカンにいるムスリムたち

アラカンにいるムスリムたちに対して人道的支援が行われうること、彼らが家や祖国に帰還しうるために国際世論に対して呼びかけを繰り返すことを述べるこの声明では、「この問題についてここ最近に発生した事態の進展が注視され、我が国が、人道性をはかる状態となってしまったこの状況に終止符を打つという点で、自ら必要な任務の遂行を継続する、と述べられた。」

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(翻訳者:西山みなみ)
(記事ID:43868)