6年生用コーラン教科書で「ネムルート」間違い
2017年12月08日付 Hurriyet紙


国民教育省が作成した6年生のコーランの教科書で、ネムルート王とネムルート山が混同されていることが明らかになった。

聖イブラヒム(アブラハム)がネムルト王に抵抗したことを説明する章で、コンマゲネ王国(訳注:ヘレニズム時代の王国)がネムルート山に建築した像の画像が使用され、その下に「ネムルート王とその民衆は偶像を崇拝していた(ネムルート山・アドゥヤマン)」と記載されていた。教科書の誤記を訂正するために、アドゥヤマン出身の弁護士オスマン・スュゼン氏が、国民教育省の教育委員会に申請を行った。

委員会は、10月10日に行った回答で、聖イブラヒムの偶像崇拝に対する戦いを生徒がより良く理解できるようこの画像を使用したと説明し、訂正の申請を却下した。委員会は次のように説明した。「件の教科書にあるネムルート山の像が、その偶像であるとはどこにも書かれておらず、ただ生徒のより良い理解を目的として視覚的効果を加えたものであり、この写真は参考写真として掲載されている。」

■行政裁判所での判決

委員会の決定に対して、これが修正されるまで教科書の配布を休止し、教えられないようにするためにアドゥヤマン行政裁判所によりアンカラ行政裁判所で訴訟が起こされた。原告の申立書では、教科書について次のように説明されている。「学術的また歴史的事実に反した情報が記載された本を、5年間学校で教科書として使用するという2016-2017教育年度に採られた国民教育省教育委員会の決定の撤回と、然るべき修正措置が行われるまで学校でこれを指導しないこと、また教科書配布の停止という我々の要求を退けるに至った行政の手続きを取り消すよう、裁判所を通して求めるものである。」

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(翻訳者:尾形知恵)
(記事ID:43926)