エジプト:テロ集団が混乱を惹起すべく情勢の利用を企図
2017年12月09日付 Al-Ahram紙

■テロ集団が混乱を惹起すべく情勢の利用を企図

【ファーティマ・デソウキー、マフムード・ファアード】

国家治安機関は、テロリスト同胞団組織(ムスリム同胞団)に対し痛烈な一撃を加えた。アメリカが自国の安定のために米大使館のエルサレムへの移転を決定したのに乗じて、暴力や混乱を引き起こそうとする同胞団の計画をとん挫させたことを受けての一撃だ。

具体的に言えば、国家治安機関は「ガラーバ運動」傘下のテロ集団の構成員を発見することに成功した。彼らは、金曜礼拝に合わせて、礼拝者の中に同胞団員を紛れさせて国民、警察官、重要施設に対して広範な暴力行為に及ぼうと企てていた。この攻撃は、真実とは裏腹に不安定で治安の欠如する状況があると印象づけようとする策だ。治安部隊は、テロ組織(ムスリム同胞団)傘下のガラーバ運動の構成員5名の逮捕に成功した。同運動を管轄しているのはトルコに逃亡中の同胞団員ヤーシル・ウムダだ。同様に治安部隊は、警察と国民を攻撃するために作られたセメント釘(セメントの塊に釘が刺さった物体)50個を押収した。

マジュディー・アブドゥルガッファール内務相は、すでにテロリスト同胞団組織の計画を監視する努力を密にし、暴力を支持する同派の構成員を早期に拘束するよう指示を出した。そこで国家治安局は、デモや国家機関への暴力行為を国民に促す映像をとある人物がインターネット上に流出させたことを観測した。

 すでに国家治安局は、こうした計画の策定と実施に係る準備を担当する構成員を特定、拘束した。同様に継続的な監視から、これらの構成員が昨日の金曜礼拝を利用しようと考えていたこと、モスクから出て警察隊と衝突する際に破壊行為に及ぼうとして国民に紛れ込もうと企図していたことが指摘されている。

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(翻訳者:本間梨紗子)
(記事ID:43930)