歌手ズハル・オルジャイにエルドアン侮辱で告訴状
2017年12月12日付 Hurriyet 紙


歌手ズハル・オルジャイは、レジェプ・タイイプ・エルドアン共和国大統領を侮辱したという罪状で4年8ヶ月の禁固刑の求刑で告訴されるだろう。

アナトリア共和国検察メディア罪捜査局によって作成された起訴状によると、155番の警察緊急連絡に電話をしたある人物は、ズハル・オルジャイは、2016年8月5日にカドゥキョイのある場所で歌を歌った際、エルドアン大統領に対して侮辱を含むパフォーマンスをしたと主張した。

当告発がカドゥキョイ区警察局によってアナトリア共和国検察に送られたことを受けて、オルジャイに関する捜査が開始されたという起訴状では、オルジャイがその場所で撮影されたビデオが専門家の手によって調査されたと記された。

起訴状では、ビデオの調査でズハル・オルジャイが「世界を無視した」という名の歌を音楽に乗せて、「レジェプ・タイイブ・エルドアンは何もかも空っぽ、何もかもが嘘、ある日命は尽きる、夢を見たと言えば」という形で警告をし、歌を歌う中、手ぶりで大衆に見せたことが説明されていた。起訴状では、オルジャイが社会的に侮辱とみなされうるこの行動を繰り返していた、と述べられた。

起訴状では、捜査の中で得られたオルジャイの供述では、事件の当日舞台で歌った歌をエルドアン共和国大統領に向けて注意を促し、大統領の名が3つの単語からできているのでこれを行い、意図的ではなく、問題の行動を大統領に向けて行ったのではなく、舞台前にいたある観客が無礼な言葉を発したことを受けて行ったと話した、と述べられた。

書類によると、被疑者オルジャイは舞台とした場所で歌を歌う際、歌の歌詞にエルドアン大統領に向け注意を促したとする起訴状では、オルジャイが歌を歌う際にエルドアン大統領に向け手振りで侮辱を公に行ったと記されている。

起訴状では、ズハル・オルジャイが「大統領に対して公に侮辱」した罪で1年2ヶ月から最大4年8ヶ月の禁固刑に処されることが求められた。告発状は送付先の第46初等刑事裁判所によって受理された。被疑者ズハル・オルジャイの裁判はこの先開始されるだろう。

■ズハル・オルジャイはどんな人?

舞台役者で俳優でもあるズハル・オルジャイは、1957年8月10日に生まれた。1983年以降、大変多くのテレビ番組に出演し、最初の演技をテレビドラマ『火の消えた竃』で行った後、『指紋』で名を馳せた。その後、様々な賞を受賞した著名なズハル・オルジャイは、演劇や俳優業、アルバム作品と共に何年もの間、音楽愛好家たちの心を魅了した。アンカラ国立音楽学校高等部門を卒業した。

彼女の母は主婦で、父はというと床屋のジェヴァト・イサンチュである。1976〜1979年の間、セルチュク・ヨンテム、1980〜1987年の間はザフェル・オルジャイ、1992〜2004年の間はハルク・ビルギネルと結婚していたズハル・オルジャイは、ジェレンという名の娘がいる。

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( 翻訳者:西山みなみ )
( 記事ID:43951 )