メスト・ユルマズ元首相の息子、自宅で自殺
2017年12月17日付 Hurriyet紙


 メスト・ユルマズ元首相の長男、メフメト・ヤヴズ・ユルマズ氏(38)が、ベイコズの自宅で1発の銃弾で撃たれた状態で見つかった。はっきりとした死因と死亡時刻は、検死で明らかにされる。ヤヴズ・ユルマズ氏のそばには、父親メスト・ユルマズ氏が所持しているスミス・ウエッソン製の拳銃があった。至近距離で発砲し(故意に)死亡したと思われるヤヴズ・ユルマズ氏に自殺の可能性があると警察はみている。ヤヴズ・ユルマズ氏の死亡後、執行委員会メンバーであるイスタンブル・ケント大学の会見で、ここしばらく闘病中であったとし、「最近症状が重くなり麻痺へと進行した合併症のため、重度のストレスがあった」と発表された。ビナリ・ユルドゥルム首相は、本日10時半頃に、メスト・ユルマズ元首相を弔問した。

■大学の発表

 ヤヴズ・ユルマズ氏の急死後、自身が執行委員会メンバーで、母ベルナ・ユルマズ氏が理事長であるイスタンブル・ケント大学で発表が行われた。見発表では、次のように述べられた。
「執行委員会メンバーの親愛なるヤヴズ・ユルマズ氏は、ここしばらく「側頭葉てんかん」に罹り、治療を受けていた。病気は自然と進み、最近は症状が重くなり麻痺へと進行した合併症のため、重度のストレスがあった。
 この精神的重圧に耐えきれず、2017年12月16日に亡くなった親愛なるヤヴズ・ユルマズ氏を失い、我々は深い悲しみの中にいる。
 彼の記憶と大学への貢献は、ずっと忘れられないでしょう。
ご冥福をお祈り致します。」

■ユルドゥルム首相の弔問

一方、ビナリ・ユルドゥルム首相は、本日10時半頃、メスト・ユルマズ元首相の自宅を弔問した。

■辛い報せを受け、病院へ走った

 アメリカから帰国した元首相らのうち、メスト・ユルマズ元首相と妻のベルナ・ユルマズ氏は、昨晩息子のヤヴズ・ユルマズ氏の遺体があるシシュリにある私立病院へ向かった。

 ユルマズ夫妻は、随伴者らと共に病院へ入った。およそ50分後、最初にメスト・ユルマズ元首相、兄弟のトゥルグト・ユルマズ氏、元トラブゾンスポル会長のサドリ・シェネル氏とアブドゥッラーヒム・アルバイラク氏が車で病院を離れた。ベルナ・ユルマズ氏は、病院に残った。訪問者の中には、ゾルル・ホールディングの執行委員会のアフメト・ナジフ・ゾルル会長、元国会議員のジャヴィド・カヴァク氏、サッカーの元トルコ代表監督ファーティフ・テリム氏がいた。病院を出発したメスト・ユルマズ氏は、ベイコズ邸の自宅へ向かった。

■葬儀礼拝は月曜日

 ヤヴズ・ユルマズ氏の遺体は、月曜日の昼の礼拝に続いて行われる葬儀礼拝の後、カンルジャ墓地へ埋葬されることが分かった。

(中略)

■昨日何があったのか?

 情報によると、メフメト・ヤヴズ・ユルマズ氏は、昨晩ベイコズ住宅地のC-97ブロックの別荘へ行った。警備員は家に戻された。警備員は、昨日の朝別荘のドアベルを押したが返答はなかった。

■寝室で頭を撃った

 これを受け、別荘のドアを錠前屋に開けさせた警備員が中に入ったところ、寝室で頭を撃たれたメフメト・ヤヴズ・ユルマズ氏を見つけた。すぐに救急車が呼ばれたが、かけつけた救急隊員がメフメト・ユルマズ氏の死亡を確認した。ユルマズ氏のそばには、父親のスミス・ウエッソン製の六連発拳銃があった。現場検証チームは、ユルマズ氏が至近距離で撃たれたと確定した。イスタンブル県知事ヴァスィプシャヒンとイスタンブル警察局長のムスタファ・チャルシュカンも、事件後家へ来て調査を監督し、報告を受けた。担当の共和国検察官も現場で調査を行った。

■飛行機のインターネット接続停止

 アメリカに滞在し、昨日イスタンブルへ帰国する予定だったメスト・ユルマズ氏と妻のベルナ・ユルマズ氏に、訃報は伝えられなかった。飛行中の機内ではインターネットの使用が許可されているため、ユルマズ夫妻が息子の死の報せを受け取れる可能性があり、近親者がトルコ航空とコンタクトがとった。乗務員へ連絡が行き、機内でのインターネットアクセスが絶たれた。

■監視カメラを解析中
 警察は、ベイコズ住宅地の出入口の監視カメラの映像とユルマズ家の別荘の監視カメラの記録を押収し調査した。メフメト・ヤヴズ・ユルマズ氏の遺体はまずベイコズ国立病院へ運ばれた。明確な死因と死亡時刻を明らかにするため、遺体は病院から法医学協会へ送られた。ユルマズ氏の遺体は、法医学協会での検死後、まずズィンジルリクユ墓地の遺体置き場へ、その後ガイレッテぺ・フローレンス・ナイチンゲール病院の遺体置き場へ運ばれた。

 ユルマズ氏の遺体は、明日正午マルマラ神学モスクで行われる葬儀礼拝後、カンルジャで埋葬される。

■悲しみ

 20時頃妻のベルナ・ユルマズ氏と共にアメリカのロサンゼルスからイスタンブルへ帰国したメスト・ユルマズ元首相は、訃報を受け取り、空港から息子のヤヴズ・ユルマズ氏が運ばれた病院へ向かった。ユルマズ元首相はその後ベイコズの自宅へ戻った。ベルナ・ユルマズ氏は病院で治療を受け、医者の判断で帰宅することが分かった。

(後略)

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(翻訳者:甲斐さゆみ)
(記事ID:43974)