レバノン:クリスマスに家族が子供にプレゼントを贈るのをさぼったら何が起こる?
2017年12月22日付 Al-Nahar紙

■クリスマスに家族が子供にプレゼントを贈るのをさぼったら何が起こる?

【本紙:ベイルート】

多くの家庭が、クリスマス期間中に毎年子供たちにプレゼントを贈ることの大切さをおそらく意識していない。彼らは、プレゼントを1年ぐらい贈らなくても、繰り返される毎年の儀式に影響はないと思っている。しかし、問題は子供に与える影響である。子供は、サンタクロースが訪れたあとに、プレゼントが何を象徴しているのかを見るのでなく、プレゼントがどのようなものなのかにしか関心を示さくなってしまう。

こうした見方に関して、社会心理学者のハーシム・フサイニー博士は本紙にこう述べている。「子供たちは、プレゼントを受け取る機会である幸せな時や祭日が、自分たちへの家族の愛の表現として、そして自分たちを幸せにしてくれるためと見ている。彼らは通常、プレゼントを受け取れることができなければ、その反応として、当然のように不快感を示し、失望に傷つく。ここでの問題は、子供が身を置く社会階級とも関係している。プレゼントを贈る余裕がない家庭もあるだろう。もし子供が毎年受け取ってきたプレゼントをある年から受け取れなくなったら、内向的になってしまうかもしれないが、それだけならたいした問題ではない。彼らは家族と、彼に向けられる愛情の程度に疑惑の目を向け、家族は自分に興味がないのだと確信するだろう。基本的にプレゼントを受け取っていなかった場合に関して言うと、その場合の子供は、家族がそのことに注意を向けなかったことで、他の子供たちに嫉妬を感じてしまう。そして、このことがいずれある種の苦渋、苦悩、嘆息へと変貌するのだ」。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:松浦葵)
(記事ID:44019)