レバノン:廃棄物の山による健康被害(3)
2017年12月14日付 al-Hayat紙

■レバノンにおいて廃棄物が診断不可能な健康被害を引き起こす③

ことはこうした症状はだけに留まらない。長期的にみれば肝臓、腎臓、神経系や免疫機能の障害、また内分泌腺、生育、ホルモン、生殖器の機能障害をもたらす。これに加えて心臓の健全性の欠陥にも至る。不整脈、心筋梗塞を引き起こすほか、クロルアクネなどの皮膚疾患なども引き起こす。例えば2004年のウクライナでは、大統領選挙立候補者が、廃棄物問題が理由で皮膚疾患に見舞われた。

カワース博士は子供や高齢者、胎児が最もリスクを受けやすいと指摘した。その一方、複数の研究は、廃棄物の焼却によって発生するダイオキシンや二次産物が発がん性物質を生み、これが人の体内脂肪を溶かしうることを立証したと強調した。

同氏はまた、ウィルス性の下痢や、激しい呼吸困難、さらには肺炎が原因で病院に来る人の割合が増えたと話している。そのうえで、「もっと心配していることは、臨床症状が特定できないことです。例えば最近の患者の訴えだと、慢性的な疲労を感じる、慢性的に頭痛がある、急に吐き気がする、治療できない慢性的な下痢や皮膚の発疹の繰り返しが言われている」。

(4)に続く

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(翻訳者:宮下香純)
(記事ID:44047)