ポンポンはねて、ドームに穴・・―歴史遺産、危機に
2017年12月30日付 Hurriyet紙


キョセム・スルタン(スルタン・アフメト一世の妻)によって17世紀に建造された、エミノニュ・メルジャン地区にある隊商宿のドームは、ボスポラス海峡を背景に飛跳ね写真を撮ろうと、観光客や広告作成チームがしたため、ついに崩壊した。文化・観光省が、歴史的建造物保護のため2016年6月に制定した「屋根へのよじ登り禁止」は誰も守らなかった。

海峡の素晴らしい景色が見られるため、ソーシャルメディア・サイト、インスタグラムに写真を投稿するためのマストスポットとなっている隊商宿の入り口に観光省は注意書きとして「生命・財産・環境の保全のためこの場への立ち入りは無期限禁止」という看板を掲げている。

しかし、ドームの上から写真を取ろうとする人は減っていない。警備員に心付けを払えば屋根に登れる、と禁止を破っている。今でも金を払って屋根に登る人は絶えない。飛び跳ねて写真を撮ろうとの好奇心、そして大人数で重い機材を持ってドームに登り広告を作成しようとする人々がドームに大きな害を与えている。

■ドームは警告を与えている

隊商宿の長年にわたり風雪に耐えているドームは、写真を取りたい人々の不注意な振舞いには耐えられなかった。一部では崩壊が始まっている。崩壊したドームには現在、板と網がかけられている。もう一つ他のドームにも大きな穴が空いてしまった。ドームの下から眺めると、今や空を目にできる。

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(翻訳者:章 由実)
(記事ID:44056)