イランで反政府デモ、急速に広がるー物価高抗議
2017年12月29日付 Hurriyet紙


イランのケルマンシャー州で物価高に抗議するデモ参加者らに対して警察が介入した。デモはイランの各地域に広がっているという。ジャハンギリ第一副大統領は、「通りのデモを始めさせた者は、それを止める者にはならないだろう。上がった煙は自身の目も燃やすだろう」と述べた。

ソーシャルメディアに掲載された映像では、ケルマンシャー州で行われたデモに多数の人が参加している様子が見られた。

国の外交政策、国家体制、ハサン・ロウハーニ大統領政権に対し、「ガザでもない、レバノンでもない、自分の命はイランのため」、「独裁者に死を」、「大統領に死を」などのスローガンを掲げたデモ隊は、警察の厳しい介入を受けた。

■「背景には別の理由がある」

首都テヘランで行われた第25回イラン医師学会で演説したエスハク・ジャハンギり第一副大統領は、「物価高」を口実に行われた通りのデモの背景には別の理由があると述べ、「通りでデモを始めさせた者は、それを制止する者にはならないだろう。上がった煙は自身の目も燃やすだろう」と話した。

■「断固制圧される」

テヘラン市警察局のムフシン・ハマダーニ副長官は、デモ隊が掲げたスローガンは国家の敵を利するものであることを強調し、この目的で行われるデモは断固として制圧されるだろうと述べた。
物価高を理由として行われたデモは、イランの各地域にも広がっているという。

■2009年12月30日のデモ

イランでここ数日行われている反政府デモは、反体制運動の指導者ミール・ホセイン・ムーサヴィー氏を支持する目的で行われたと言われる2009年のデモを記念して行われたことが注目を引いた。

このデモ活動は、イランの指導者アリー・ハーメネイ師直属の告示機関から保守派の人々が通りに出るよう呼びかけられて、2009年12月30日に行われた「反撃運動」の後に終結した。
一方で、明日は、国全体で政権支持者のデモが予定されている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:尾形知恵)
(記事ID:44058)