イエメン:フーシー派はサヌアの孤児院を襲撃、子供たちを戦争へと徴兵
2017年12月30日付 al-Quds al-Arabi紙


■イエメン消息筋:フーシー派がサヌアの「孤児院」を襲撃、子どもの収容者複数名を戦争に駆り出す

【ロンドン:本紙、ムハンマド・ジャミーフ】

イエメンの首都サヌアにいるイエメン人消息筋によると、首都と複数の県を制圧しているフーシー派民兵が、ルカイヤ・フジュリー前大統領夫人の姉妹が首都サヌアで運営していた孤児院を襲撃した。

また、匿名希望の同消息筋は昨日金曜日(12月29日)、本紙への声明の中で「フーシー派の複数の集団がサヌアの孤児院を襲撃し、同孤児院に収容されている13歳かそれ以上の複数の子供を戦線に連れ去った」と述べた。

アムネスティ・インターナショナルとその他複数の人権団体は、フーシー派がイエメンの子どもたちを戦闘に動員していることを非難した。また、このことは戦争犯罪と見なされると強調した。

イエメン軍はここ数日間、あるイエメン人の子どもの録画映像を公開していた。彼は、(義務教育)九年生の孤児であり、イエメン軍とフーシー派の戦闘中に、同軍部隊の捕虜になった。彼は泣きながら、母親と兄弟二人、姉妹たちのもとに帰りたいと語った。また、父親は少し前に亡くなったと述べた。

さらに、同消息筋は声明で「イエメンのアリー・アブドゥッラー・サーリフ前大統領殺害後、同氏の家族複数名が襲撃を受けた。その中には、サヌアの孤児院の責任者であるルカイヤ・フジュリー夫人が含まれる。サヌアにある彼女の自宅は襲撃され、彼女の子どもの複数名は拘束され、彼女が管理していた孤児院は押収された」と付け加えた。また、「孤児院が占拠された後、フーシー派が孤児院を襲撃し、孤児を戦争へ参加させるため、戦線に連れて行った」と述べた。

同消息筋は、人権団体に対しサヌアのフーシー派当局に圧力をかけるよう要求した。これは、子どもたちを戦場から孤児院に連れ戻し、彼らが勉強と、慈善家たちからの寄付に依る孤児院のサービスの利用を続けるためである。また、同消息筋は、同孤児院の財産を返すよう要求した。同消息筋が述べたところによると、同孤児院は慈善の館であり、戦争や政治的活動との関係はない。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:藤木郁理)
(記事ID:44060)