イラン・トルコ国境の144キロの壁、半分完成
2017年12月30日付 Hurriyet紙


シリア国境に世界で3番目に長い壁を築いたトルコ集合住宅局(TOKİ)は、イラン国境の144キロメートルの壁の半分を完成させた。TOKİ局長のエルギュン・トゥラン氏は、国境の壁のうち57.152キロメートル部分はウードゥルに、残りの86.848キロメートルはアールに建設すると述べた。

 TOKİ局長のトゥラン氏は、トルコがシリア国境に建設を始めた壁の完成について言及し、「イラン国境間に144キロメートルの壁が半分完成した。シリア国境の後、イラン国境に続いた壁の完成によって、トルコ国境はより安全になる」と述べた。シリア国境に世界で3番目に長い壁を築いたTOKİ局長のエルギュン・トゥラン氏は、同局が、住宅だけでなく病院、スタジアム、学校のような建物も建設している、と発表で強調した。

■「非常に危険な作業をしている」

 今年中にトルコ・シリア国境の壁と、壁より重要な警備道路を建設したと話したトゥラン氏は、イラン国境の壁の建設については続いていると述べた。トゥラン氏は次のように続けた。「国境に建設される全長144キロメートルの壁のうち57.152キロメートルはウードゥルに、残りの86.848キロメートルはアール国境に建設している。国境では、非常に危険な作業をしている。地雷原であり、他の要素のせいで、作業はとても困難だ。それにも関わらず、私たちは大きな奉仕の心で働いている。5段階の工程で建設している壁の半分を完成させた。同時に道路の建設も続けている。」

■「門には弾丸を通さないガラスが使われる」

 トゥラン氏は、壁の背後に巡回するための警備道路と国境壁にそって15ヶ所の国境門ができると述べ、次のように続けた。「国境門には弾丸を通さないガラスが使われる。国境門は、高級で安全な素材を使っている。防護壁は、工場で生産されている。(もし、この地で)治安問題が解決したら、よそに壁を運び、他の地域で使いたいことに再び使うことができる。巨大なブロックの製造にあたっては、耐久性のあるコンクリートを使っている。TOKİとして、壁の型にコンクリートを流すだけでは成り立たない。壁の背後に巡回するための警備道路を造っている。壁と道は全て、トルコの会社によって建設されている。ほぼ毎日2.5〜3キロメートルの壁と道の建設を進めている。」

 トゥラン氏は、国境付近で生じている諸事件、テロ組織の増加する活動と無許可での国境の往来のため、国境の警備には大きな重要性があると述べ、「違法な活動のコントロールと安全の確保の観点から、国境の壁は非常に重要である。組織としてこの仕事を引き受けた」と続けた。イラン国境の壁建設について説明したトゥラン氏は、5つの現場で1ヶ所につき一日におよそ200〜250個の巨大なコンクリートブロックを型に流し込み、国境間に幅2メートル、高さ3メートル、7トンの可動式ブロックの完成した部分に、壁の上部に有刺鉄線が引かれると話した。

■2018年前半6ヵ月で壁完成予定

 トゥラン氏は、2018年前半の6ヵ月で国境の壁が完成すると述べた。トゥラン氏は、テロで被害を受けた地域が、環境都市整備省のオーガナイズによるTOKİの事業により生まれ変わると述べた。テロのあったディヤルバクル、マルディン、シュルナク、ハッキャリー、その他の県で2万5千の家を建設したと述べたトゥラン氏は、次のように続けた。「そこに住んでいるトルコ国民は、一連の卑劣な事件におって、深刻な被害をうけてきた。トルコ政府がこの被害の除去に努めている。TOKİは、ヴァン地震後、ヴァン地域に1万7千戸の家を建設し、テロの被害を受けた地域でこれより大きな作業を進めている。シロピにや、ディヤルバクルに、すでに引き渡し済みの私たちの家がある。全住宅を、できれば今年の夏に、環境都市整備省へ引き渡す。同省が、権利を持っている人々に配分する予定だ。」

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(翻訳者:甲斐さゆみ)
(記事ID:44066)