レバノン:避難民らが帰還、ないしは帰還準備、初夏にかけて帰還ラッシュか(2)
2018年01月02日付 al-Hayat紙


■避難民らは帰還、その他も帰還の準備をしており、ムルアビー避難民問題担当国務大臣は夏の初め頃に帰還ラッシュを予測。(2)

【ベイルート:ガーリブ・アシュマル】

 同大臣は、今後の国連に関係する政治が現状を維持していくだろうとの考えを示す一方、支援はレバノンに届いておらず、単に国連や難民への配給を行う関係諸機関にだけ流れていることに注意を促した。

 難民の数値が食い違っていることに鑑みると、レバノン政府は国内の避難民の数を科学的、かつ正確に測る現地での作業を完遂していない。過去、一部で不具合が起きたからだ。現地の作業では「シリア避難民情報カード」という名前の計画が取り組まれ、この計画は全ての避難民に関する正確かつ包括的な電子調査に基づくことになっていた。この計画は、各人のあらゆる情報の取得を可能にするものだった。

これに関して同大臣は「公共政策について残念に思う。我々は、政府内でシリア人の同胞を避難民と労働者に分ける照合作業の実施について合意に至っていない。つまり今日我々は、30万人以上のシリア人労働者を抱えており、その中には避難民とそうでないシリア人がいる。住居をもつ者がいれば、来る者も去る者もいるのだ」と述べた。これに続いて「シリア人の登録、特定、分類は、今後の彼らの帰還を容易にする。これはレバノン、レバノン人にとっても有利なことだ」と話した。

 さらに同大臣は「これらの案件をめぐり合意がされないことは、難民の帰還を容易にしなければ、早めもしない。新生児の無登録に加えて、我々はいくつかの困難に直面している」と述べ、「レバノンの属人法では新生児の届け出は容易ではない。登録には司法措置やDNA検査などが必要だ。これもまた帰還を難しくしている」と述べた。また年間の出生を2万5000人と見積もった。

(後略)

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(翻訳者:堀 嘉隆)
(記事ID:44082)