米、ハルク銀行元副頭取裁判6容疑中5容疑で有罪判決
2018年01月04日付 Hurriyet紙


米国で行われたハルク銀行の元副頭取ハーカン・アティッラ被告の裁判で評決が出された。アティッラ容疑者に向けられた罪状は6件あり、陪審員は内5件で有罪、「マネーロンダリング」では無罪と評定した。量刑は4月11日に開かれる法廷で言い渡される。アティッラ被告には、米国のイランに対する制裁措置の回避、米国に対する詐欺行為への関与、米銀行に対する詐欺行為、その詐欺行為の策謀、マネーロンダリングとマネーロンダリング策謀の罪が問われていた。評決が言い渡されると、アティッラ被告の妻は泣き崩れた。

米ニューヨーク市で11日間のクリスマス休暇後に再開された審理に、アティッラ被告の妻であるブルチン・アティッラさんが初めて立ち会った。陪審員らがバーマン裁判官にメモ書きを渡し、「ハーカン・アティッラ被告のすべての罪状でなく、一部の罪状でのみ全員一致となったらどうすれば良いか」と尋ねていたという。

■5件の容疑が成立、マネーロンダリングでは無罪

バーマン裁判官は陪審員がすべての罪状について評決を下したと発表した。アティッラ容疑者は5件の罪状で有罪とされ、マネーロンダリングの罪は認められなかった。量刑については4月11日に開かれる法廷で、リチャード・バーマン裁判官が明らかにする。

判決が下されるとアティッラ被告の妻の顔は涙で覆われた。

■アティッラ被告の容疑

―米国ならびに特に米国財務省に対する詐欺行為策謀
―イランへの国際緊急経済権限法の回避に向けた策謀
―銀行システムに対する詐欺行為
―銀行システムに対する詐欺行為を働くための策謀
―マネーロンダリング行為の策謀
―マネーロンダリング行為

陪審員は水曜日に法廷へ書簡を送り、アティッラ被告について、「一部の罪状のみで有罪とした場合どうなるか」を尋ねた。リチャード・バーマン裁判官はこれに対し、「議論をさらに重ねて、判断を下すよう努力してほしい」と答えている。

■ハーカン・アティッラ被告の妻泣き崩れる

その日も、ハーカン・アティッラ被告を唯一の被告とする裁判の審理が続く中、法廷の一列目にいた妻のブルチン・アティッラさんは、夫が法廷へ連れて来られると席を立ち、その両頬をキスして抱きしめ、その後は涙を止めることが出来なかった。

平服を着て、手錠を着けずに法廷へ入ったアティッラ被告は妻に微笑んだ後、弁護士の隣に座った。

アティッラ被告は12月15日の裁判で、弁護士とのやり取りの中で妻と269日間は会っておらず、子供とはわずか2時間くらいしか会えていないと述べていた。

【写真】ブルチン・アティッラさんとハルク銀行の顧問弁護士ハリル・ウズン氏は法廷から退出した後、ハーカン・アティッラ被告のいる刑務所(メトロポリタン・コレクショナル・センター)に向かった。

■陪審員再集結

拘束中のアティッラ被告の審理で、被告の罪状が有罪か否かを判断するために今日再び陪審員らが集まった。クリスマスと新年の休暇のために中断していた審理が1月3日に再開されることが決まっていた。

アティッラ被告の容疑は米国のイラクに対する制裁措置の回避、米国への詐欺行為策謀、米国銀行への詐欺行為とその策謀、マネーロンダリング行為とその策謀である。

■裁判官へのメモ

陪審員らはバーマン裁判官にメモを送り、「ハーカン・アティッラのすべての罪状でなく、一部の罪状でのみ全員一致となったらどうすれば良いか」と質問したという。バーマン裁判官は陪審員に対して、「さらに議論を重ね、それぞれの罪状の判断に向け、さらに時間をかけてほしい」と答えた。
アティッラ被告はこの裁判で妻と話をした。法執行官らがバーマン裁判官に審理状況を伝えた後、法廷から退出させられ待機室に移された。

■陪審員の評決

アティッラ被告は5つの罪状で有罪となったが、マネーロンダリング容疑では無罪となった。

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(翻訳者:本岡篤也)
(記事ID:44086)