レバノン:イスラエルはレバノン海上のガス田を自国のものであると主張(1)
2018年02月01日付 al-Quds al-Arabi紙

◼︎イスラエルの大臣はレバノン海上のガス田がテルアビブの所有であると主張(1)

【諸首都:諸通信社】

イスラエルは昨日、同国とレバノンの海上境界線に跨る地域にあるガスと石油の掘削をめぐり、レバノンが入札を行ったことを、「非常に挑発的」であるとし、世界の企業に対して、入札に参加しないよう促した。その一方で、イスラエルを敵国とみなすレバノンでは、ミシェル・アウン大統領が、イスラエルのコメントを「レバノンに対する脅迫」であるとして対応した。アウン大統領は、ツイッターの公式アカウントで、「ブロック9に関するリーベルマンの発言は、レバノンとレバノン領海における同国の主権行使に対する脅迫である」と述べた。

イスラエルのアヴィグドール・リーベルマン国防大臣は、テルアビブで開かれた安全保障に関する会議で以下のように述べた。「彼らがガス田に係る入札を発表したとき、そこには、我々が全ての基準において所有するブロック9の採掘権を含んでいた…これは明らかな挑発と挑発的な行動を、ここに体現している」。これに加えて同相は、「(公示で入札を提示した)大企業らは、私が考えるに、重大な過ちを犯している。この入札の提示が、このような事態を想定したあらゆる規定やプロトコールに背いているためである」と主張した。

レバノンは12月、フランスのトータル、イタリアのエニ、ロシアのノヴァテクを含むコンソーシアムに対し、5つのコンセッション地域のうち2地域を提示することに合意した。これらの地域は、海上のガス田と油田に関するライセンスの第1期から大幅に遅れて、入札に提示された。計画されたコンセッション地域の一つが第9ブロックであり、これがイスラエルの領海内に入っている。レバノンは、コンセッション地域に沿っておよそ860平方キロメートル広がる海域をめぐり、イスラエルと係争しており、未だ解決していない。

(2)に続く

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(翻訳者:本間倫子)
(記事ID:44202)