レバノン:石油・ガス探査と生産につき2件の合意に署名
2018年01月30日付 al-Hayat 紙

■レバノンは来月、石油・ガス探査と生産につき2件の合意に署名

【ベイルート:本紙】

レバノンは、公式レセプションにて、石油・ガス探査と生産につき2件の合意に署名する。フランスの「TOTAL」、イタリアの「Eni」、ロシアの「NOVATEK」からなる企業連合が、2月9日、両合意を、レバノンのシーザー・アブー・ハリール・エネルギー・水相に預託する。ミシェル・アウン大統領がレセプションの主賓となる。ハリール・エネルギー・水相は以下の旨を表明した。「区画4と区画9のそれぞれで排他的な石油ライセンスを付与された企業連合は、石油関連の活動の実施に付随する各種保証とともに、これら企業を大元として調印された採掘と生産に係る2件の合意を預託した」。また同相は「それらの企業は、両合意と各保証の委託条件書に規定された期限を順守した」と強調した。

同相は「石油に係る諸権利を所有する諸企業に対し、それら企業が完全に所有し、かつ合意に調印する関連諸会社の設立を許可する委託条件書の規約を有効とすることで、企業連合が預託した両合意は、『Total A and B Lebanon』(レバノン設立)を大元として調印された合意となる。また、『Total A and B Lebanon』は、『Total SA』、『Eni Lebanon B.V』(オランダ設立)、『Eni International B.V』、『NOVATEK』Lebanon」(レバノン設立)、『JSC NOVATEK』のオーナーが完全に所有する」と述べた。さらに同相は「石油に係る諸権利を所有する諸企業は、委託条件書の規約に従い、合意に署名する関連企業に対し、親会社の保証を付与した」と強調した。

ハリール・エネルギー・水相は、完成した両合意の署名を行う公式レセプションは、ミシェル・アウン大統領が主賓となり、2月9日午後3時に、ベイルートのロイヤル・パヴィヨンで執り行われると述べた。

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( 翻訳者:八木瑛子 )
( 記事ID:44280 )