米国防相のPYG/PKK関連発表
2018年02月02日付 Hurriyet紙


 トルコがシリアのアフリーンに向けて開始した「オリーヴの枝」作戦の進展で、トルコ政府と米政府の間では連絡を取り続けている。米国防総省のダナ・ホワイト主席報道官は、トルコに対し軍事作戦を制限するよう求めたと語った。また、トルコの作戦はISとの戦いで目標を散漫にするものだと評した。

 米参謀本部報道官のケネス・マッケンジー中将は、主な要因はPKKのシリア支部であるYPGが設立したシリア民主軍(SDG)に米国が供与した武器であるが、これはISとの戦闘が完結した際に回収する予定だと説明した。

ダナ・ホワイト氏とケネス・マッケンジー氏は木曜の定例記者会見で新聞記者の問いに答えた。

■「SDGは装備を好ましい目的に使っている」

 マッケンジー中将は、アフリーンからトルコへの攻撃については報告は受けていないものの、トルコを標的としたPKKのあらゆる攻撃を非難すると述べた。また、米国がトルコに対し、SDGに手渡した武器はラッカの軍事作戦後回収すると確約したことを挙げた上で「その武器はいつ回収し始めるのか?」との問いに、マッケンジー氏は次のように答えた。「我々はISに向けた軍事作戦が完了した後、武器を回収するつもりだ。ご承知のようにISとの戦いは現在中央ユーフラテス渓谷で続いており、そうした装備はSDGが好ましい目的で使用している。」

■「ISとの戦いが散漫になる」

 オリーヴの枝作戦についての質問には、ダナ・ホワイト主席報道官が答えた。ホワイト氏は、
 「トルコがシリアでの軍事作戦を制限的なものとするよう求めた。この作戦は目標を散漫にするものだ。トルコはNATOの一員であり、法的に懸念がある。」
 「米国務省はPKKをテロ組織に指定しており、トルコ国境では活発なテロ行為が見られる。しかし、シリアでの共通の脅威はISであり、ISとの戦いからの逸脱は、全て、目標を散漫にしてしまう。そのため、トルコには軍事作戦の制限を呼びかけた。」

■「我々はともに協力し続けていく」

 「トルコはNATOの一員であり、何事にも常に同じ見方をしている訳ではないとはいえ、共に協力し合っている。国境でのテロ行為についてもトルコと共に協力し、また協力し続けている。ただ現在シリアでは、全ての関係者がISへの作戦に焦点を当てていかなければならない」と述べた。

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(翻訳者:貝瀬雅典)
(記事ID:44294)