世界で一番、不必要な橋―トラブゾン
2018年02月01日付 Cumhuriyet紙


トラブゾン県のアルスィン郡の海岸に、陸から始まり陸で終わり、その下には何も流れていないという長さ160mの橋に人々は驚いている。トラブゾン県のアルスィン郡の海岸に、歩行者用の長さ160mのベルトの形をした橋が建てられた。 両端が陸にあり、水が下を流れないこの橋は、「愛の橋」と呼ばれ、見る人の注目を集めている。

アルスィン郡では、自治体によって沿岸地域周辺の環境整備が行われた。 プロジェクトの一環として、カフェテリア、遊歩道、スポーツフィールドと公園がある300エーカーの埋め立て地の敷地内に興味深い橋が建設された。 幅5メートル、長さ160メートル、陸上に建設された、下に水が流れていない橋は見る人の興味を引いている。

■「つくっているときは、何かの役に立つのだろうと思っていた」

ラマダーン休暇のために家族とこの海岸沿いで時間を過ごしたオメル・カラさんという市民は時々ここにやってくるといい、「この橋が建てられたときは目的があると思っていた。しかし時が経つにつれてこの橋の意義がますます理解できなくなった。その先端は、ロシアの方に向いているが、だからといって、なにかあるわけではないし・・。」と話した。

■「そんなことなら、縦につくればよかったのに。」

別の市民のアフェル・チェクルさんは、橋は役に立つ目的のために使われるべきだ、と話す。彼は「巷では橋は眺望の目的で作られたといわれているそうだ。もしそうなら、横向きではなく、縦につくったらよかったのに。そしたらおそらく見える景色の範囲は広かっただろう。橋にかかった経費を考えると、まったく納得できない。眺望よりも、もっと大事なことがある。 この橋を建設することにかかった費用で本当に必要なたくさんの谷間に橋を架けることができたはずです。黒海地方では、人々は斜面から別の斜面に到達しようとして命がけです。 この橋は文字通り悲劇的です。」と述べた。

■アラブ人観光客の多大な関心

海岸の埋め立て地を散歩する人々に橋は人気で「この橋は愛の橋と呼ばれている。恋人たちは橋を上ったり下りたりしていて、ここで写真を収める。何がすばらしいって万が一橋が崩壊しても、陸に落ちるだけだから。特にアラブ人観光客の関心は高い」とのことだ。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:モーガン 樹里)
(記事ID:44295)