アフリーン攻撃一休止ー理由は、ロシアの防空システム構築
2018年02月07日付 Hurriyet紙


トルコ空軍に所属する戦闘機及びヘリコプターが、2月4日から5日に日付が変わる夜以降、アフリーン空域を飛行できていないことが明らかになった。ヒュッリイェト紙が入手した情報によると、この状態は、ロシアが自国の航空機への攻撃に対する新しい電子防空システムを構築しようとしているためである。ロシアがこの構築作業を終えた後、アフリーン空域は再びトルコ軍航空機に開放されるとみられている。また、無人航空機(UAV)の飛行に支障はないことが発表された。

■攻撃機の撃墜

ロシアは2月3日、イドリブでSu-25型攻撃機がMANPAD(一人で携行可能な防空ミサイルシステム)による攻撃で撃墜された後、この種の攻撃に対してアフリーンとイドリブの空域をカバーする新しい電子防空システムの構築を決定した。ロシア政府はこの決定をトルコ側に通達し、システムをテスト・構築するためにアフリーン上空を含む他の防空システムが一定期間閉鎖され、このためその間はトルコ軍戦闘機がアフリーン上空を飛行することは許可できないと知らせた。

ロシアは、この姿勢がトルコに敵対する態度だと受け取られてはならないと述べ、システムの確立と試行プロセスが完了すればアフリーン空域は再びトルコ空軍の手に委ねられると主張した。
治安当局筋はこの進展について、月曜(2月5日)の夕方にベキル・ボズダー政府報道官が「アフリーン空域は開かれている」と発言したことを指摘するにとどまった。またある治安当局者は、「一部の戦術的準備を行うことができる。戦闘機とヘリコプターは国境線上のトルコ側を常に飛行している」と述べ、ロシアがUAVの飛行を許可したことから、UAVがアフリーンにある戦術的標的に狙いを定めることが出来、国境線上を飛行する戦闘機がミサイルでこれらの標的を攻撃することに障害はないと強調した。

■声明でも情報はなし

参謀本部が2月5日以降、オリーブの枝作戦に関する発表でも空軍による攻撃について言及していないことが注目を引いた。2月4日10時に出された最新の声明では、「空軍が実施した航空作戦で、テロ組織PKK-KCK-PYD/YPGとイスラム国の有するシェルター、拠点、弾薬庫、武器庫として使用されている5つの標的が爆破された。作戦に参加した航空機は基地に安全に帰還した」と発表されていた。

■シェイフ・ホロズ村を奪還

ハタイ県レイハンル郡、クルクハン郡、ハッサ郡の向かいに位置し、アフリーン西側の僻地でテロリストが拠点とする数多くの地点が、トルコ国軍による迫撃砲と榴弾砲の砲撃を受けた。国境線上では軍用ヘリによる任務も継続しており、多数の軍用車や特別部隊の派遣も続いている。シェイフ・ホロズ村とダルムク山地域は陸上から激しい砲撃に見舞われた。トルコ国軍と自由シリア軍は、オリーブの枝作戦でアフリーンの北側にあるシェイフ・ホロズ村とその集落をテロから解放した。

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(翻訳者:本岡篤也)
(記事ID:44330)