トルコ・アメリカ関係の新たな問題ーFETO容疑で逮捕のトルコ系米国人
2018年02月09日付 Hurriyet紙


アメリカ合衆国外務省報道官ヘザー・ノーアート氏はアメリカとトルコの関係において最近起きている緊張に新たなものをさらに加えた。ノーアート氏はメディア関係者に対し行った説明で「アメリカ合衆国は、アメリカ国民セルカン・ギョルゲが、信頼できる証拠がないにもかかわらずテロ組織の構成員として2月8日に有罪にされたことに深く憂慮している」と述べた。

テロ組織 FETÖの構成員であったとして有罪判決をうけたセルカン・ギョルゲについて、アメリカ合衆国から2国間の緊張の高まりを予測させる発表がなされた。

アメリカ合衆国の外務省の報道官ヘザー・ノーアート氏はアメリカ合衆国は、アメリカ国民セルカン・ギョルゲが2月8日に有罪に問われたことに深い憂慮の念を抱いているとし、「この訴訟と、非常事態法下で裁判プロセスが続いているもう1件のアメリカ国民に関し、司法権の独立と人が公平に裁判を受ける権利を含め、トルコの憲法を以って保証の下におかれている権利と関連して、深刻な懸念をもたらしている諸訴訟を我々は関心をもって見守っている。トルコへ旅行している、もしくはトルコに住んでいるアメリカ国民の安全保障は私たちにとって心配の源であり続けている。」と言った。

■2016年8月に逮捕された

2016年8月アメリカからハタイへ、親類野元を訪れていたセルカン・ギョルゲは「FETÖの内部支持者の一人であること、トルコの(ギュレン)教団の学校で学んだこと、そしてその後アメリカで教団に所属していたこと、そしてアメリカ合衆国のためにスパイ行為をした」という件での密告に基づき、拘留されて、逮捕された。

■ノーアート報道官:アメリカ合衆国は、セルカン・ギョルゲの有罪判決に関し憂慮

「アメリカ合衆国は、アメリカ国民セルカン・ギョルゲが2月8日に有罪に問われたこと深い憂慮の念を抱いている。この訴訟のほか、非常事態法下の裁判プロセスが続いているもう1件のアメリカ国民に関し、司法権の独立と人が公平に裁判を受ける権利を含め、トルコの憲法によって保証の下におかれている権利と関連して、深刻な懸念をもたらしている諸訴訟を我々は関心をもって見守っている。トルコへ旅行している、もしくはトルコに住んでいるアメリカ国民の安全保障は私たちにとって心配の源であり続けている。セルカン・ギョルゲは2017年7月に逮捕された。あなたがたに、訴訟について思い出させる手助けとなるなら、彼自身がNASAの研究者である事を付け加えよう。トルコ政府に対し、長引いている非常事態法に終止符を打つこと、そして非常事態法の権限により、根拠なく逮捕された人たちを釈放すること、そしてトルコが、国内とまた国際的な責務を以って自らがした約束にふさわしい形で、法の優位性を保護することを私たちは求める。」

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(翻訳者:西田 萌)
(記事ID:44339)