公共機関でトルコ製のFタイプ・キーボード使用強制へ
2018年02月12日付 Milliyet紙


公共機関でFタイプ・キーボードが今年、義務化する中、個人でもこのキーボード使用が増すよう努められている。Fタイプ・キーボード普及に努めているエクレム・エルデム会長は「大変共感を得ている」と語った。

トルコにおいてパソコン上でトルコ語に最適な配列を有する「Fタイプ・キーボード」(注)の公共機関での使用が2018年度から義務付けられた。公正発展党のイスタンブル選出国会議員でトルコ言語文学協会エクレム・エルデム会長の試みの結果、公共機関において「Fタイプ・キーボー ド」へ段階的に移行している。

エルデム会長は、2018年度から公共機関において、「Fタイプ・キーボード」の時代が始まると述べた。公共物品調達供給事務局による購入を「Fタイプ・キー ボード」にしたと述べたエルデム会長は、「現在、どの機関でどの程度移行が進んでいるのかは把握していない。しかし、この問題で大変共感を得ているのはわかっている」 と述べた。

■10本の指に適当である

エルデム会長は、「Fタイプ・キーボード」が、単にトルコ語だけでなくすべての言語に最適なキーボードであると強調し、次のよう述べた。

「Qタイプ・キーボードは、1850年代に発明された。すべての言語にとって難しいキーボードである。『Fタイプ・キーボード』はというと、それから100年以上あとの1955年頃にトルコで発明された。最速で打つために調整された。10本の指で全く見ずに打つことができる。パソコンをさらに効果的に使用可能とする。見ずに考えずに打つことができる。目の健康の点からも重要である。ディスプレイを見る回数が少なくなる可能性を秘めている。整形外科学的な観点からも、使用者の間での問題を減らせるだろう。公務でも私的使用でもすぐに人々がこのキーボードに移行することを期待している。」

■販売数は増加しているのか

キャスパー取締役ヤルチン・ユルドゥルムは、次のように述べた。

「『Fタイプ・キーボード』を紹介して、民間部門でも使用を増加させなければなら ない。ファーティフ・プロジェクトにおいて学生に『Fタイプ・キーボード』の使用を増加させる予定である。市町村が学生に与えるパソコンも『Fタイプ・ キーボード』である。しかし、現在わが国では『Fタイプ・キーボード』の使用は5%程度である。パソコンの国産メーカーとしてこの問題を押し進めねばならない。」

■Qタイプ・キーボードよりも速い

―「Fタイプ・キーボード」の発明者は、イフサン・ストゥク・イェネル。1955年10月20日に官庁間平準化委員会によって承認された。

―「Fタイプ・キーボード」は、トルコ語の特性と指の使い方に着目して作られた。

―早く打つために頻繁に使用される文字は中央に、あまり使用しない文字は端に配置されている。右側に子音、左側に母音が配置されている。

―調査によると「Fタイプ・キーボード」は、「Qタイプ・キーボード」より11%速く打てるという結果が出た。現在のトルコ語に応じて、「Fタイプ・キーボード」上で、いくつかのキーの場所を変更した結果、「Qタイプ・キーボード」と比べて46%速く打てることが判明した。

―「Fタイプ・キーボード」上で指の配置を変えずに、中央に配列される8文字のみでトルコ語の文の55%を作ることができる。

―フィルデウス・ギュネシュ教授の調査によると、「Fタイプ・キーボード」上でトルコ語の文章を作成する時、右手が51%、左手が49%割合で使用される。この状況は、右脳と左脳の両方が文章作成の際にバランスよく参加することを保証している。

(注)JISキーボードで左端上のQにあたるキーがFとなる、トルコ語独自のキー配列のキーボード。

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(翻訳者:新井慧)
(記事ID:44356)