トルコから韓国・日本・中国へ、巻貝類輸出急増
2018年02月12日付 Hurriyet 紙


ナトリア通信が、東黒海輸出業者協会(DKIB)の記録から集計したデータによると、2016年にはトルコは極東の国々に1435トンもの巻貝を輸出し、860万8211ドルの収益を上げた。 国全体としては、昨年には2049トンの巻貝の輸出で1256万1483ドルの収入を上げた。 このように、昨年のトルコからなされた巻貝類の輸出は、その前の年と比べて量としては43%、金額としては46%増加している。

■ 韓国が筆頭

トルコ全土からなされた輸出で、韓国は762万5010ドル分と最も多く輸入する一方で、日本は二番目に多い217万5640ドル、中国は185万1702ドルで三番目に位置している。 当該の時期に、台湾には86万1928ドル、ギリシャには4万7204ドル相当の巻貝類を輸出した。

この時期には、東黒海から極東に対して1240トンの巻貝が輸出され、726万1557ドルもの利益を上げた。

この地域への輸出では、565万3438ドルで韓国が一番、80万220ドルで日本が二番、62万5591ドルで中国が三番となっている。そのほかに、台湾は18万508ドルというのが現状だ。


■ トルコは輸出の最前線に

DKIB執行会議のアフメト・ハムディ・グルドアン会長は、アナトリア通信に対し行った説明で、トルコでの巻貝類の消費はないが、輸出においては最前線になっていると述べている。

トルコからの巻貝類の輸出が46%も増加したことを強調するグルドアン氏は、今年は極東以外ではギリシャに対して初めて輸出が行われたことを強調した。同氏は東黒海の巻貝類の輸出における重要な可能性があると述べ、黒海からの輸出が726万1557ドルにも上ると述べた。

トラブゾンでも巻貝類の輸出は最重要項目であると説明したグルドアン氏は、トルコで 最も盛んな巻貝類の輸出は、トラブゾンに本社がある会社によって行われていると述べた。

同氏は輸出がさらに増えると見込んでいると見込んでいると述べ、こうも述べている。「製品供給や漁解禁期間が定められている巻貝類については、官僚機構の方で起きている問題を解決することが、輸出のレベルアップにつながるだろう。4月1日から8月30日までの間に指定された漁の禁止によって輸出品が確保できなかったこと、6か月の間、施設が閉まっていたことが輸出が需要に追いつくための妨げになった。」

トルコ以外の黒海沿岸部のどの国もこのような形で制限を設けていないことを指摘したグルドアン氏は、消費者は年間を通して安定し、かつ十分な量を輸送することのできる売り手を選択すると付け加えた。

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( 翻訳者:佐々木萌乃 )
( 記事ID:44359 )