シリア:駐ダマスカス・ロシア大使がイスラエルによるシリア国内での「挑発」を批判
2022年03月24日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ロシアの外交官「イスラエルはシリアにおいて自国の攻撃に反撃させるよう、ロシアを挑発している」

【ベイルート:アナトリア通信】

アレクサンデル・エフィモフ駐ダマスカス・ロシア大使は木曜日、「イスラエルはシリアにおいて自国の攻撃に反撃させるよう、ロシアを挑発している」と述べた。

ロシアの通信社『スプートニク』が報じたところによると、エフィモフ氏の発言はアラブ作家連合がシリアで主催した会合を通して同氏が発した声明のなかで述べられた。

声明のなかでロシアの外交官は「シリアに対するイスラエルの攻撃に関して、同国は、同様の行為に対して反撃させるよう我々を挑発している」と述べた。

同氏はシリアにおけるイスラエルの攻撃は「緊張の増大と軍事行動の再開および、西側がシリアで軍事活動を行う余地の拡大を目的としている」と説明した。

イスラエルは時として、シリア政府軍の、あるいはイランに属するテロ諸組織のシリアにおける複数拠点を爆撃しており、3月7日に起きたもっとも新しい事例においては、イラン革命防衛隊の司令官2名が殺害された。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:44383 )