殺害されたキルギス人妻の物語―遺体は故国へ
2018年03月06日付 Hurriyet 紙


アンタリアのマナヴガット郡で、子どもたちの親権を与えなかったとして、夫の兄に首を絞められ、殺されたキルギス出身でトルコ国民である女性の遺体が、キルギスへと運ばれた。

カテリーナ・Çさん(34)の遺体は、アンタリア法医学チームによる検死作業が6日前に完了したにもかかわらず、トルコの親類の誰も引き取りにこなかった。

義理の兄に殺害された女性の遺体は、今日故郷の家族の求めと、キルギス在アンタリア領事館の指示で、遺体サービス会社によって引き取られた。遺体はキルギスへと送られた。

バフチェリエブレル地区5020番通りにある家で、2月27日、キルギス出身でトルコ国民であるカテリーナ・Çさんが、夫の兄であるメフメト・Ç(46)によって首を絞められ、殺害された。

殺人を犯した後、逮捕されたメフメト・Çは、離婚裁判を始めた弟の妻と話をするため家を訪ね、彼女を刺殺したことを認めている。

カテリーナ・Çさんの4歳、6歳、11歳になる男の子どもたちは、家族社会政策省によって保護され、監督下へと置かれた。

■破産した夫、国外へ逃亡

若い女性を残酷にも殺害したメフメト・Çの供述によると、弟のハイダル・Çと共に、2年前ニーデ県で織物用の糸の工場を経営していたこと、ロシアとの間で起こった危機のあと、経営は悪化し、破産していたことが明らかとなった。

メフメト・Çは、弟が借金を返済することができず、国外へ逃亡したとも明らかにした。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:大畠梨紗子 )
( 記事ID:44460 )