2019年大統領制とともに、議会大変革へ
2018年03月07日付 Hurriyet 紙


2019年にトルコの政治システムを根底から変えることになる大統領制のための作業が急ピッチで進められている。公正発展党(AKP)は、議員から見解と提案を求めた。新しいシステムで首相職が廃止されるため議会のシステムも根底から変わる。まず法から撤廃される予定の首相職は、そのあとには議会からも除かれて、その代わりに共和国大統領職がもたらされる。また議員の数が600に達するため本会議における座席位置も変えられ、大臣たちの座席場所も廃し、ロッジに新しい区画が設けられる。

連立の作業を完了して議会に提出したあとで、AKPは二番目のステップである法の調整作業のための行動に移った。以前に様々な委員会を設立したAKPは、議員たち にも手紙を送り見解と提案を求めた。結成された委員会では数多くの事項が取り上げられる。党が関連法の調整で取り上げる予定のテーマのひとつが「首相」職となる。なぜなら2019年から撤廃予定の「首相職」は法と議会内規定双方から取り除かれる必要があるからだ。

■2019年に首相職はなくなる

もっとも重要な議題の中には「首相職」の表現が法律から取り除かれることと議会内規定の作業が含まれる。首相職が2019年以降になくなってしまうために、まず法律の中でその表現が取り除かれたのあとで、議会における座席配置、場所が除かれる。また作業の枠内でいくつかの委員会が解散されて、代わりに新しいシステムに適応する委員会が結成される。

■首相職の表現はなくなる

法の調整を行う委員会の目下の最重要な事項のうちの一つが首相職の条項に関する諸法になる。2019年に首相府システムが撤廃されるので、法律の中の首相の表現を取り除くために必要な条項が作成される。

■議会は根底から変わる

法の調整によって議会の規定も根底から変わる。特に議会の運営システムを含む議会内規定は新しいシステムに適合される。新しいシステムでは「首相職」が撤回されるために座席配置と議会での座席場所が撤廃される、この代わりに大統領のための新しい座席場所が作られる。大臣たちも議員以外から任用される可能性があるので、本会議における座席配置で重要な改定が行われる。また議員数が550人から600人と増員するため、本会議で新しい議員へ場所を設ける必要である。このために大臣たちの座席場所は、ロッジ区画に新しく設置される予定の場所へ移動され、空く場所には議員たちのための机が追加される。

■新しいシステムに新しい委員会

法の調整委員会での作業の枠内で新しいシステムに適った新委員会が結成されることが見込まれる一方で、旧システムにおける一部委員会が廃止されることが計画されている。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:44463 )