大学院・大学助手等入学試験結果をみると・・・
2018年03月16日付 Hurriyet紙

昨年大学入試センター(ÖSYM)が実施した39の試験に830万人が応募した。

1回の実施で210万人と最も受験数が多かったのは大学入試一次試験(YGS)だった。ÖSYMはこれまで実施してきた試験の分析報告を一切発表していなかった。しかし先月、大学院大学助手等入学試験(ALES)の秋季について詳細な報告書を発表した。ÖSYMの新センター長であるマフムト・オゼル教授は、ALESマニュアルで2018年以降実施される試験についての分析を一般に公表することに決定したと記しており、大学受験検定試験(DGS)、医師専門教育入学試験、外国語試験等の分析を完成次第公表することを強調した。私は、特に高等教育試験(YKS)の報告書は興味深く待っている。

■70点とれないものもいる

ALES秋季試験の結果によると、最も点数が高かった5大学については先日記した(訳者注)。今回は最も低かった大学について述べる。リストには誰一人70点以上の点数をとれなかった大学がある。その大学では数百人の卒業生が試験を受けているのにもかかわらず、誰一人70点以上をとることができなかった、つまりゼロレベルだ。それはウードゥル大学とアルダハン大学である。ウードゥル大学では107人の卒業生が、アルダハン大学は112人の卒業生が受験し、理系及び文理均等の得点で「零点」をとった。文系区分でもそれほどいい結果を出せなかった上記大学の執行部は、この大学に入学する生徒はそもそも成績が悪いと主張した。成績不良の大学は以下のとおり。

■アルダハン大学学長メフメト・ビベル教授「入学点数は卒業にも反映される」

小規模または新設された大学では、大学院のプログラムは無いと言っていいほど少ない。プログラムがないため、卒業生達に満足な指導を与えられず、残念ながら準備不足で試験に臨んでいる。勉強せずに良い点を取るのは難しい。当大学の立地、気候、アクセスの悪条件により学部の入学得点は低い。これは卒業後まで反映されている。2008に開校し、毎年1200人の卒業生を送り出している。優秀な研究者は外部に転出を望んでおり、不備もある。しかしなんとかなるだけの数の教員も当学にいる。当学はより社会科学に重点を置いている。この形は次第に変革し、工学部の新設に取り組んでいる。

■「大学のランキングが影響している」メフメト・クルト(ウードゥル大学事務局長)

当学では職業高等教育校出身者の方が多い。試験を受けずに入学でき、得点が不足していたり、どこにも合格できなかった者が職業学校から入学してくる。そしてここの学生もALESを受験している。職業高等教育校が当学には3校ある。2017年の卒業生の多くはそこの出身である。現在最も優秀な学部は神学部で、文系区分の成績が非常に良い。編入制度がなくなったせいで学生の傾向も変化し、その点においても改良していく。

ALESの結果は、講師、助手、専門助手などの任命、大学院教育の導入部入学に、海外の大学院へ派遣する候補選抜に使用される。候補生は100問に対して150分の時間が与えられる。
学部の卒業見込みの者、修了生、海外で学部を終え(トルコの大学卒業と)同等の資格をもっているものは試験を受験できる。候補生は理系、文系と文理系区分の得点が集計される。

■各分野の卒業生はどれを受けるのか?

―理系区分:看護、医学、工学、建築学、歯学、初等教育の数学教育。
―文系区分:神学、トルコ語及び文学、歴史、就学前教育、トルコ語教育、地理、ラジオ・テレビ及び映画、公民。
―文理均等区分:経済、経営、法律、政治学、行政学、観光、心理カウンセラー、ファイナンス、社会学、心理学、(全教科担当の)教職、国際関係

(訳者注)
成績優秀な大学は
―文理均等区分:1位ボアジチ大、2位ガラタサライ大、3位中東工科大、4位イスタンブル工科大、5位トルコ商工会議所連合(TOBB)経済技術大
―理系区分:イスタンブル工科大、中東工科大、ボアジチ大、ユルドゥズ工科大、イズミル高等技術大
―文系区分:ガラタサライ大、ボアジチ大、イスタンブル・シェヒル大、中東工科大、イスタンブル5月29日大
http://www.hurriyet.com.tr/yazarlar/nuran-cakmakci/alesin-en-basarililari-40762205

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(翻訳者:小幡あい)
(記事ID:44499)