チプラス・ギリシャ首相「トルコはわめき散らすが・・・」
2018年03月23日付 Cumhuriyet紙


ギリシャのアレクシス・チプラス首相は、「トルコは常に[国際社会の出来事に首を突っ込み]わめき散らしているが、ここエーゲ地域でも同様に振舞うほど愚かではないことは承知している。なぜなら[ギリシャ-トルコ間における、様々な歴史的な摩擦が残る中]このエーゲ海地域で緊密な接触を図ろうとする者は、自分で自分の首を絞める結果になるからだ」と述べた。

ギリシャのアレクシス・チプラス首相は、EUサミットの終了後の記者会見で、ギリシャメディアでしばしば取り上げられる、トルコの「エーゲ地域で緊密な接触を図りたい」という意思に関して、「馬鹿馬鹿しい」と発言した。

チプラス首相は、「トルコは常に[国際社会の出来事に首を突っ込み]わめき散らしているが、ここエーゲ地域でも同様に振舞うほど愚かではないことは承知している」と述べ、以下のように付け足した。

「なぜなら[ギリシャ-トルコ間における、様々な歴史的な摩擦が残る中]このエーゲ海地域で緊密な接触を図ろうとする者は、自分で自分の首を絞める結果になるからだ。」

チプラス首相は特に、トルコのギリシャに対する態度について、「[過去と比べてその]内容が変化している」と述べた。チプラス首相はさらに、「この変化は特に懸念材料となり得る」とし、この件に関するギリシャの見解と懸念をEU首脳陣とも共有したいと強調した。

BBCトルコによると、チプラス首相は、ギリシャの国境が同時にEU圏の東・南東の境界となっており、ギリシャとその他EU加盟国間の物理的な距離は小さくはないが、自国の主権を保ち続けたいと述べた。チプラス首相は、EU加盟国の間でトルコの加盟を支持する唯一の国がギリシャであると主張し、ギリシャ政府がこの点で誠意あるものであり、月曜日に行われるEU-トルコ間サミットにおいて関係の崩壊を防ぐ見解を、 首脳陣に披露すると明らかにした。

■協力関係構築の中、愚かな事に携わっている

ギリシャのアレクシス・チプラス首相は特に、[トルコ国境を越えたことで]トルコで逮捕された2名のギリシャ人兵士に関して、「通常の出来事が別の方面に導かれて危機に転じる可能性が、2国間の信頼関係に深い亀裂(溝)を生むことになる」と述べた。

チプラス首相は、「逮捕された2名のギリシャ兵士の裁判の早期終了・釈放、トルコのエーゲ地域及び東地中海における態度に関する我々の懸念を、EU首脳及びロシアのプーチン大統領がトルコのエルドアン大統領と行う予定の会談で提言する」ことを強調した。

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(翻訳者:章 由実)
(記事ID:44543)