25年間にアブハジア系トルコ市民1万人、アブハジア国籍獲得
2018年03月24日付 Cumhuriyet紙


コーカサス戦争の際にアナトリアに追放された1万人のアブハジア系トルコ人が、アブハジア国籍を取得した。

ロシアとコーカサス地方の紛争時にアナトリアに追放されたアブハジアおよびチェルケス系の人々は、アブハジアとジョージアとの間で1992~1993年に起きた大規模紛争でアブハジアの独立を支援し、アブハジア側の勝利に重要な役割を演じた。紛争後の1993年3月23日には、アブハジア共和国の初代大統領であるウラジスラフ・アルジンバの主導で、トルコ、シリア、ヨルダン、そして欧州で暮らしていたアブハジア系住民をアブハジアへ帰国させるためのアブハジア政府帰還委員会が設置された。そしてこの委員会設立から25年の間に1万人のトルコ住民がアブハジア国籍を取得したと明らかにされた。

アブハジアの首都スフミで開催されたアブハジア政府帰還委員会設立25周年イベントには、アブハジアのラウリ・ハジムバ現大統領、アブハジア系でトルコ共和人民党員であるエンギン・オズコチ議員(サルカヤ県選出)も出席した。

■トルコからは1万人が国籍取得

世界アブハズ人・アバザ人協会のアフメト・ハパト副会長は、帰還委員会について説明し、「アブハジアの初代大統領であるウラジスラフ・アルジンバは未来を予測できるリーダーだった。国の将来と持続が、アブハジア国外で生活するアブハジア系住民とともに成し遂げられると知っていたからこそこの委員会を設立された。委員会は非常に重大な任務を行ってきたし、今後も、トルコ避難者(の帰還)をはじめ、積極的に取り組んでいく」と話した。

トルコ国内のアブハジア系住民を代表する、アブハズ連盟協会のアタヌル・アクソイ会長は「広域にわたる避難民として世界56か国に移住したアブハジア系住民がアブハジアへ帰還するため、ウラジスラフ・アルジンバ初代大統領の主導で帰還委員会が設立された。この25年間に重大な任務が行われた。我々はアブハジア共和国政府に対し、帰還委員会を省の一つに加えることを提案している。ソビエト連邦時代、トルコとアブハジアには交通上の問題があり、母国アブハジアへ来ることはできなかった。また2008年までアブハジアに対し、往来と経済の制裁が行われていた。2008年にロシアがアブハジアを国家承認したことで、アブハジア系住民が母国へ帰還できるようになりはじめた。この過程でトルコからは1万人がアブハジア国籍を取得した」と明らかにした。

■政府から徽章

首都スフミで開催された式典では、3つの階級のうち「アヒズ-アプシャ」として知られる国家徽章が、トルコからアブハジア紛争に参加し、紛争に影響力のある役割を果たした人々に授与された。受賞者は、トルコからはデジデト・アグムバ、ビュレント・アユズバ、ズルフ・アチュズバ、アイジャン・ベディヤ、ソネル・ゴグア、エルカン・クタルバ、アデム・マハリヤ、エクレム・ヒシュバ、ゼッリン・シャムバ、ジェマレッティン・アルズンバ、アルデシェン・ブガンバ、そしてオクタイ・スコトゥア。また、シリアからはアフメット・マルシャン、シェラフェッディン・マルシャン、アブハジアからはアイダ・クビツィニアがラウリ・ハジムバ大統領から徽章を授与された。

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(翻訳者:原田星来)
(記事ID:44546)