トルコ:占領下のアフリーン市(シリア)でメディアによる新たなスキャンダル。「自由シリア軍はテロリスト」とする住民の発言を、通訳は「YPGがいることを望まない」と“意訳”
2018年03月29日付 その他紙


■アフリーンでのトルコ・メディアの新たなスキャンダル

【ハーヴァール通信(ANHA):n.p.】

アフリーン市内で録画されたビデオ映像から、占領国家トルコのメディアが行う捏造、ウソ、欺瞞のすさまじさが明らかになった。これは、トルコのアフリーン占領を正当化し、民間人に対するトルコの罪を隠蔽しようとするものだ。

公正発展党(AKP)に忠誠を誓うトルコ・メディアのスキャンダル、そして同メディアが行う情報の捏造の酷さが日に日に明らかになっている。だが、それはトルコ占領軍とテロ集団の犯罪行為を減じることはない。

SNSでは、トルコの衛星テレビ局の放送を録画した映像が公開され、情報の捏造と欺瞞のすさまじさが暴露されている。

映像のなかで、ハベル・トゥルク・チャンネルのヴァイス・アティシュ特派員は、アフリーン市の複数の住民にインタビューを行い、トルコ軍とその支援を受ける反体制派が来る前と後でのアフリーンの状況について質問している。

この特派員が住民に質問する前、アフリーン市住民の一人は、方言で次のように話している。「私たちは、アフリーン市に武装集団がいる光景など目にしたくありません。なぜなら、自由シリア軍は自由のための軍隊などではないからです。自由シリア軍は、盗み、略奪、強盗をする集団です。テロリストです。連中は私たちの家で略奪を行い、女達を連れ去りました。昨晩も15歳の少女3人が強姦されました」。

しかし、特派員に同行している通訳はアフリーン市の男性の発言を次のように翻訳したのだ。「私たちは、アフリーン市の外から来た彼らがアフリーン市にいることを望まない。彼らは我々の財産や持ち物を略奪した。人民防衛隊(YPG、民主統一党(PYD)が主導する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の武装部隊)は我々の尊厳を傷つけた。我々は彼らがここにいることを望まない。彼らはこの土地の本当の持ち主ではない」。

この映像をはじめ、トルコ・メディアがアフリーンから配信する数十のレポートにおいて、酷い捏造と欺瞞が明らかになっている。これは、占領国家トルコがアフリーン占領を正当化し、民間人に対するトルコの罪を隠蔽しようとするものだ。



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(翻訳者:メディア翻訳アラビア語班)
(記事ID:44573)