Abdulkadir Selviコラム:ギュルは立候補するか?
2018年04月24日付 Hurriyet紙

4月23日(国民主権とこどもの日で祝日)、我々は特別会合のために議会にいた。集まった目的は4月23日のためであるが、国会議員の関心は選挙にあった。そのため、議会は緊張を孕んだ舞台となっていた。

エルドアン大統領が口にした、「起こったことは醜聞だ亅との発言について言っているのだ。議会の空気を窺うと、選挙キャンペーンが簡単にはいかないことは理解できる。

本会議で議論が続く中、裏では大統領選挙について話し合いがされていた。与野党議員は、アブドゥッラー・ギュルの立候補について議論していた。ギュルと言う人もいた、メラル・アクシェネルと言う人もいた。ご覧のように、大統領候補者がはっきりするまで政治的緊張状態が続くのである。

ここ最近、野党側の大統領候補者確定に関し、熱い進展が起きている。シャトル外交を至福党(SP)のテメル・カラモッラオール党首が取り仕切っている。SPの党首は週末までにこの件を明確にすると述べた。カラモッラオール氏の2回の会談は重要だった。一つは昨日の共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首との会談だ。2政党の党首は一行を従えて会ったが、本当に重要な話し合いを最後に二人だけで行った。本当に重要な会合は今日行われる。カラモッラオール氏は、10:30にメラル・アクシェネル氏と会う予定だ。メラル・アクシェネル氏はずっと以前に大統領候補となると宣言したため、彼女にとってここでの行動は重要である。そのため、カラモッラオール氏とアクシェネル氏の会談は最後から二番目の会合として位置づけることができる。

テメル党首は、この会談後、水曜日にもアブドゥッラー・ギュルと会い、最終的な意見を述べる。政治は展開が絶えず続くが、最後の48時間に突入したと言えよう。

■重要な二つの会合

テメル・カラモッラオール氏がCHPにアブドゥッラー・ギュル氏を共同立候補者として立てるというオファーを持ってきたというのは秘密ではない。アブドゥッラー 氏はCHPの態度を大変重要視したといわれている。もしCHPがイエスというのであれば、アブドゥッラー・ギュルにとって重要なアドバンテージが得られたということになる。CHPは、大統領候補に関して柔軟なモデルを用意している。もし、カラモッラオールーアクシェネルの会談で合意が得られれば、アクシェネル氏が立候補をやめれば、新たな状況が生まれる。しかしアクシェネル氏はずっと前に宣言したように大統領候補から退かなければ、全く違うシーンになる。

アブドゥッラー・ギュルも、一政党ではなく「野党の共同候補者となれば亅大統領の候補者となり、エルドアンに対抗するといわれている。でなければ、 もしこの連立が実現しなければ、ギュルが立候補することは期待できない。そのため、実に重要な日々の渦中にあるのである。連立候補者を出そうとする野党から聞こえる名前はアブドゥッラー・ギュルだけではない。少なくとも二人の名前が聞こえてくる。

CHP関係者から私が得た印象では、共同候補者を出すことに熱心だが、そのことのみが話し合われている訳ではない。[各党の]有力候補支援モデルも耳には心地よく聞こえるが、実行には難しさを伴うモデルのようにも見える。共同候補を擁さない場合、CHPは、自党の候補者を出す。実際48時間で共同候補に関してなんの結果も得られなければ、どの政党も自身の候補者を出し、各党バラバラに選挙に向かうことになる。

■団体は動いている

アブドゥッラー・ギュル氏の立候補に関し議論を生んだもう一つの政党は、人民民主主義党(HDP)である。「平和のために笑おう(ギュル)」の合い言葉を持ち出した人々はアブドゥッラー氏を支援している。しかし政党で二つの見解があることも明らかにしたい。セラハッティン・デミルタシュ氏の立候補を応援する人々とギュル氏を支援する人々との間で議論が起きている。HDPの問題をカンディルの態度が解くことになるだろう。共同候補に関して、善良党とHDPの間にも問題が起きている。善良党は、民族主義者行動党(MHP)にPKK(クルディスタン労働者党;非合法)と連立を組んだと言わせたくないがために、HDPのいる枠組みには入りたくないのだ。

大統領候補に向けて激しい動きが起きている。水曜の夜、凡その構図は明確になり、週末までにはこのごたごたも解決するだろう。しかし、大統領候補の模索は、党首と政党によってのみ進められているわけではない。エルドアン氏を取り除きたい団体は、活発に動いている。

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(翻訳者:内山千尋)
(記事ID:44703)