エジプト:ダカリーヤ県の米農家らは農業省に脅かされつつも危険を冒す
2018年04月28日付 Al-Ahram紙

■農家「その決定は公平なものではなく、粘土性の土地は米以外に適さない」

【マンスーラ: イブラーヒム・イシュマーウィー】

ダカリーヤ県で違法に稲作をする農民は、必要な食べ物を得るための激しい農業需要と厳しい罰則、違反帳簿のはざまに置かれている。この文書と罰則は、水の消費量が多い農産物への対応として農業法の中で議会が最近採択したものだ。罰則には、6カ月の懲役や1ファッダーン当たり3000〜10000ポンドの罰金が含まれる。

バニー・エベードの農民ムハンマド・アブドゥッサラーム氏は「農民は、国による水不足危機への支援を受けてきた。農民は支援が約束される限り輪作制度に従ってきた。しかし、今回の決定は農民どころか国の利益でもない。なぜならダカリーヤ県の土地は水であふれている黒泥土であり、稲作以外には適さない土地だ。トウモロコシの収穫物に関しては乾燥した土地が適している。」と述べた。

アガー郡サンギード村のフサイン・アブドゥッラフマーン氏に関しては、「村の人口は約3万人で、そのほとんどが農業に従事している。彼らに他の収入源はない。だから農業省が今年稲作をを禁じた決定に面食らった。これは作付けが始まる10日前のことだった。」と述べた。

これに加えて、アガー郡選出のファウズィー・ファター議員は農業相と灌漑相に対し、アガー郡で稲作用に土地を割り当てないことに関して説明要求を提出した。同議員は稲作面積の削減に関する政府の決定が今年、農民の苦難、とりわけ農民が依存する主要作物である米をめぐって、その価格が高騰する中で農民に苦難をもたらすと指摘した。さらに、この決定によって米の価格が過度に上がると警鐘を鳴らした。

他方、ある代議員は、稲作用に割り当てられる面積の分配に公平さがあるべきだと要求した。どの郡においても自給自足が出来るよう一定の面積があるようにし、ナイル川以外の水をすることが必要だと述べた。

これに加えて、ダカリーヤ県の農業局と灌漑局は、水資源保護のために土地の面積を割り出すようにとの政府の指示を実行するため、稲作の違法行為を防止する現場活動を活発化した。

(後略)

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(翻訳者:片居木周平)
(記事ID:44731)