エジプト:在エジプト・イスラエル大使館「建国70周年記念」パーティー開催
2018年05月10日付 al-Hayat紙


■在エジプト・イスラエル大使館がパーティーを開催し、議論と不安を呼ぶ

【カイロ:本紙】

在エジプト・イスラエル大使館は、1980年の開設以来初めて、大使館敷地や大使公邸以外の場で「独立記念日」を祝った。一昨夜のイスラエル建国70周年記念レセプション・パーティーに、エジプト革命の「ゆりかご」と目される「タハリール広場」の中心部にあるリッツカールトン・ホテルを選んだのだ。

「民衆レベルで関係正常化した」といったメッセージを発することが意図されたこのパーティーは、在エジプト大使館の敷地からイスラエルが出ることを許す機会になるはずだった。だが、ほどなく、この目的は実現するどころか、民衆が関係正常化を拒否しているとの念を強めてしまったということが明らかになった。パーティーの招待客リストは非公開だた。イスラエル大使館は「フェイスブック」の公式アカウントでこう述べるにとどめた。「セレモニーには、大勢の外交官とビジネスマン、エジプト政府の代表者が出席した」。これには、イスラエルからパーティーに参加するために来訪した地域協力省の局長を務めるユースフ・ダルザニーン氏や、デーヴィッド・ゴブリン大使なども参加した。また、大使館はシェフのシャーウール・ベンアデレート氏に謝意を示した。彼はイスラエル料理で賓客をもてなすためにイスラエルから来訪し、ホテルの料理人チームと晩餐を用意した。

パーティーは、ホテル周辺で厳重態勢が敷かれるなかで行われた。ホテル前、そして近辺には多数の公安車両が配置され、周辺の通りと広場には制服警備員や私服警備員が展開した。招待状を持つ人以外は、パーティー会場に通じる場所に入ることは許されなかった。大使館は、パーティーでの大使のスピーチについて、こう伝えた。「私たちはイスラエルに対するアラブ諸国の待遇の変化に注目している。イスラエルは敵とはみなされておらず、中東地域での新しくより良い現実、すなわち安定と経済成長に基づく現実を作り上げるパートナーとみなされている」。

(後略)

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(翻訳者:大野和輝・若命祥子・松浦葵)
(記事ID:44770)