エジプト:メトロの切符と定期券販売簡易化のための新たな取組み
2018年05月18日付 Al-Ahram 紙

■10カ所の販売センターに、5カ所の郵便局でも…メトロ切符と定期券購入簡易化のための一連の取組み

【カイロ:ハーニー・イマーラ】

地下鉄「メトロ」の運営、運行、保守を担うカイロ地下鉄公団は、メトロの乗客が切符を入手しやすくするための一連の重要な措置を新たに実行すると発表した。この取り組みでは、切符の販売と定期券業務をまずは10か所のセンター(シュブラー・ミスル、アルフィー、バーブ・ルーク、ドッキ、ギーザ、クッバ、アイン・シャムス、ムニール、マアーディー、アッバースィーヤ)で行い、順次その数を増やしていく。同様に、切符の販売と定期券の受取りをカイロ大学、アイン・シャムス、アズハル、ヘルワーンとタフリール広場にあるオフィスで行うとした。これにより「メトロ」利用者の利便性向上を図る。

この発表では加えて、切符の販売と定期券の受取りをまずは5か所の郵便局(ハダーイク・ザイトゥーン、サラー・クッバ、マアーディー、ギーザ駅、バフース駅近くのアウカーフ・シティ)にて行い、将来的に数を増やしていくこと、また大カイロ圏にある「ファウリー・プラスの」すべての支店でも切符の販売を行うとことが明らかにされた。

また運輸省は、定期券はその額面から5エジプトポンド値引きされているのに加え、企業、省庁、銀行、組織向けの団体定期券に関して3%から5%の更なる値下げを行うと発表した。

なお、カイロ地下鉄公団は国民の利便性向上のため、上述の措置に先行してすでに3路線24か所の売り場を定期券業務専用とした。

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( 翻訳者:宮下香純 )
( 記事ID:44807 )