この花を折ったら、罰金は48000TL!
2018年05月19日付 Hurriyet紙


アフヨンカラヒサルにあるキルサ渓谷で「ムーンローズ」や「レッドチューリップ」と名付けられ保護されている「オランダシャクヤク」は、花を手折った場合48,600トルコリラの罰金が課せられる。

市民には「ムーンローズ」あるいは「レッドチューリップ」の愛称で知られ、結婚式で使用される花でもあるボタン科のオランダシャクヤクは、トルコで保護下に置かれている。

クズローレン郡にあるギュルヤズ村の境界内に位置するキルサ渓谷で、2ヶ所に分かれた約1万平方メートルもの敷地内で密集して咲き誇るこの赤いボタン科のオランダシャクヤクは、毎年5月から6月にかけて見頃を迎える。

自然保護・国立公園第5支部のネヴザト・アラン支部長は、この地域における生物多様性の監視並びに観察を重要視していると語った。

生物多様性については、アフヨン・コジャテペ大学(AKÜ)との共同研究を進めていると話したアラン支部長は、以下のように述べた。「これらの研究では、地域特有の固有種保護のために特定の保護形態が地域に適用されるようにしています。当該地域における植物種の繁殖を確実にするため、映像や写真を撮影するカメラを仕掛けて観察しています。」

■「自然写真家が撮影するには本当に最高の場所」

アラン支部長はキルサ渓谷に咲くボタン科のオランダシャクヤクが、1万平方メートルの敷地内で2ヶ所に分かれて密集して咲いていることを強調した。自然保護・国立公園の管理チームが、この地域の赤いオランダシャクヤクを保護下に置いていると述べたアラン支部長は、さらに以下のように述べた。「この固有種のいずれかを手折ることも、多額の罰金を科される理由となります。現在の罰金額は48,600トルコリラです。ここはただ散策し、自然を観察するという観点において素晴らしい環境です。この赤いボタン科のオランダシャクヤクが見事に咲き誇る光景は、自然写真家らにとって本当に最高の場所なのです。このオランダシャクヤクを手折ったり、持ち出したりすることは禁止です。われわれ管理チームは、この花を見たいと望むすべての方の手助けとなります。」

■「レッドチューリップ渓谷」計画が準備された

クズローレンのアデム・ジャン郡知事も、この渓谷で「レッドチューリップ」が見られるのは稀であると述べ、以下のように話した。「レッドチューリップがこの時期に花を咲かせるのは、本当に見事な景観を生み出します。われわれの地域における自然保護・国立公園の管理チームによってこれは守られているのです。手折ることやこの地域から持ち出すことは禁止されています。われわれも、今後このレッドチューリップが咲くエリアの自然観光を軌道に乗せるためプロジェクトを進めています。『レッドチューリップ渓谷』という名称で、来年以降、この地で自然写真家による活動を始めとする様々な研究活動を行う予定です。」

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:44810)