ボアジチ大学生抗議運動、裁判の行方
2018年05月26日付 Hurriyet紙


ボアジチ大学でアフリン作戦に対し、ロクムを配布しながら抗議運動をしたのち逮捕された拘留中の13人を含む計21人の学生らに関する尋問が終了した。検察側の主張において、学生らは「テロ組織のプロパガンタを叫んでいた」という根拠により、1年から5年の実刑が求刑された。学生らは、6月6日にイスタンブル第32重罪裁判所に出廷する予定だ。学生らは約2ヶ月にわたり自由を奪われている状況だ。男子学生らはスィルヴリ拘置所、女子学生らは非公開のバクルキョイ拘置所で拘留されている。

イスタンブル共和国検察庁によって提出された起訴状において、被告らは「平和的方法で行動する学生らを攻撃した」ことが主張された。学生らは「占領による虐殺は許されることではない」と書かれたプラカードを掲げ、「私たちの学校に自由シリア軍(ÖSO)派はいらない」、「クルディスタン・ファシズムは墓場行きだ」と書かれたポスターを構内に貼り、「戦争下におかれた市民は平和を望んでいる」、「戦争反対、今すぐ平和を」、「公正発展党(AKP)は殺人者、協力者はÖSO」、「兄弟たちの人権を守れ」、「殺人者のAKPには説明責任がある」といったスローガンを叫んでいたことが明示された。

■「軍事作戦は違法だと示した」

トルコ国軍(TSK)は、国連条約第51条に則り自衛権の枠組みの中でシリアのアフリン地域においてオリーブの枝作戦を実行したと主張された起訴状では、以下のように述べられた。「実行された作戦は地域市民らに平和をもたらし、且つ当該地域におけるテロリストらの活動を一掃すること、そして国境の安全保障に対する権利を確約することを目的としている。国際的な世論においても正当と認められ、社会のすべての層から支持されている。被告らは、トルコを当該地域において占領を実現し、暴力を行使する非合法な勢力として示そうとした。本件が、大学内で無害な学生グループによって純粋な感情で示された民主的な抗議運動として示されることも、本来の目的であるこのグループが構造的な組織関係にあるテロ組織の手法の正当化に向けて世論を動かすための活動であったことは確実である。平和と安定の環境を破壊することを目的としたのである。」学生らによる抗議運動が思想及び表現の自由の権利内からは逸脱していると主張された起訴状では、学生らがテロ組織のプロパガンタを行ったという罪での実刑判決が求められた。

■審議は6月に

起訴状を受理したイスタンブル第32重罪裁判所は、13人の学生らの釈放請求を却下した。その根拠としては、強い犯罪疑惑のある証拠が提出されたこと、並びに拘留措置が節度あるものであることが主張された。次回期日は6月6日の午前10時半から開始されることが決定した。

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(翻訳者:指宿美穂)
(記事ID:44834)