トルコのタバコの統計データ
2018年05月30日付 Cumhuriyet紙
国別のタバコによって死亡した男性の割合(%) トルコは上から2番目
国別のタバコによって死亡した男性の割合(%) トルコは上から2番目

本日5月31日は世界禁煙デー。WHOが宣言した禁煙デーである。

世界禁煙デーと命名された本日、我々はトルコにおける喫煙データを調査した。
世界保健機関、アメリカがん協会、世界肺財団の協力で用意されたタバコアトラスによれば、トルコの男性の31%がタバコが原因の病気で亡くなっている。
これは北朝鮮に次ぐ世界で2番目のに高い割合である。女性は12%で、これは中所得国の平均である。

■8万3000人が死亡、25万2千人の子どもが喫煙

トルコでは毎年8万3,100人がタバコが原因の病気で死亡している一方で、25万2千人もの子どもと、1,450万人の成人が喫煙している。
喫煙者に占める子供の割合は男子が10.2%、女子は5.3%である。

■喫煙は男性では減少、女性は増加

世界中の多くの国と同じく、トルコでも男性の喫煙率は女性のそれよりもはるかに多い。世界でこの割合が逆転しているのはたった24か国で、男女比が等しいのは2か国だ。
トルコ統計機構の2016年のデータによれば、トルコで15歳以上の国民の26.5%が毎日喫煙している。この割合は2014年は27.3%、2010年は25.4%だった。
男性の喫煙率は2014-16年間で減少しているが、一方で女性の喫煙率が上昇している。
35-44歳の男性の50.6%が喫煙しており、最大の喫煙グループを形成している。
女性でも19.6%とやはり35-44歳の年代が一番喫煙している。
2014年に過去に一切喫煙経験がないと答えた割合は15歳以上で49.8%だった。男性は28.7%、女性は70.3%だった。
2016年になると一切喫煙経験がないと答えた比率は56.5%に上がった。男性では36.6%、女性は75.9%になった。
トルコで喫煙を始めた人の36.2%が好奇心で、16.8%が憧れ、29.4%が友人の影響を理由として挙げている。

■タバコの作付は10年で50%以上減少

タバコアトラスには各年のデータが掲載されている。トルコで2012年に毎日10本タバコを吸う人は、毎月の世帯収入の5-7.5%をタバコに消費せざるを得なかった。
2013年のトルコでは、6割の家庭で毎月少なくとも1度はタバコが吸われていた
トルコで一年に消費されるタバコの量は2014年で一人当たり1500から2500本の間で動いていた。これは一日一人当たり4-7本を吸っているということになる。
トルコで水煙管を吸う人の数は人工の2-10%だ。
タバコアトラスでは水煙管の一服はたばこ一本を吸うことに近しく、およそ500mlの煙を吸引している。
トルコでタバコの作付けに使用される土地は、2001-2011年の間で50%以上減少した。

■タバコ企業6社の年商は、トルコのGNPの42%に相当

2013年には、世界最大のタバコ企業6社の年間利益は440億ドルを超えた。この数字はコカ・コーラ、ウォルト・ディズニー、FedEx、AT&T、グーグル、マクドナルド、スターバックス、そしてゼネラル・ミルズの全世界での年間利益の合計に等しい。
参考として、同年のトルコの主要企業500社の純利益は273億ドルであった。
最大手のタバコ企業6社は、中国国家烟草公司、フィリップ・モリス・インターナショナル、ブリティッシュ・アメリカンタバコ、日本たばこ産業株式会社、インペリアルタバコそしてアルトリアグループである。
これら企業の2013年の年商3,420億ドルは、トルコの同年の国民総生産の42%に相当する。
国際的な電子タバコ市場は2014年に25億ドルに成長した。ウェルズ・ファーゴのアナリスト、ボニー・ヘルツォーク(Bonnie Herzog)氏は、2024年には電子タバコ市場は従来のタバコ市場を上回ると予想している。
タバコアトラスによれば、トルコは2013年にフィリップ・モリスから最も寄付を受けた国であった。この時期、同社は76億ドルもの寄付を行っている。
トルコは2008-2012年の間でタバコ税が最も増加した国の一つになった。

■タバコ税率は82-89%

トルコはタバコアトラスにて、タバコの最良の警告手段である写真による警告を採用する国の一つと紹介されている。
警告がパッケージに占める割合が最大なのはタイで、その比は85%、トルコは65%である。
トルコは禁煙問題についてWHOの提案の大部分を実施している。
WHOはタバコの値段の75%を課税することを推奨している。トルコでは65%だが、タバコに付加されるKDV(付加価値税)などを課税した結果、販売価格の82%から89%が税で占められている。
またトルコでは、テレビのプライムタイムに、ひと月に30分、反タバコ広告が表示されねばならない。

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(翻訳者:市野太音 )
(記事ID:44855)