シリア:南部問題の解決へ(その1)
2018年05月31日付 al-Watan紙

■グータで9000人以上の住民が一カ月の内にシリア軍に加入…戦闘のない南部問題の終結に向けた地域的・国際的な接触(2)


【本紙:諸通信社】


少しずつ南部の問題の先行きが明らかになり始めた。地域的、国際的な(国家間の)接触が重なり、情勢につき議論すべくロシア、アメリカ、ヨルダンの3カ国会談が発表されたからだ。一方、イスラエル国防相による今日(5月31日)のモスクワ訪問の中で同じ問題が提示されるであろう件については、シリア南部における戦闘を想定したシリア軍諸部隊の準備が完了したのと並行したロシアのラブロフ外相の以前の発言が際立つ。同相は、シリア南西部の緊張緩和地帯からの「外国人武装集団」の可能な限り早い撤退の必要性を改めて強調した。この発言は多くの意味合いを孕むが、方向性は定まっていない。

ラブロフ外相は昨日(5月30日)のコメントの中で「我々はシリア南西部の緊張緩和地帯についてよく理解された諸合意を得ている。これはアメリカ、ロシア、ヨルダンの間で結ばれたもので、イスラエルもこれをよく理解している。これら合意では、緊張緩和地帯は安定を強化しなければならないこと、また同地域からシリア以外の軍隊が撤退しなければならないことが想定されている。」と述べた。

ラブロフ外相は「これはできる限り早く実行されるべきで、我々は今これを行っている。その中には、ヨルダンとアメリカのチームとの協力を含む。」と述べて発表を締めくくった。

ロシアのイスラエル政府への発言の後、イスラエルのアヴィグドール・リーベルマン国防相は本日(5月31日)モスクワに到着する。同相とロシアのセルゲイ・ショイグ国防相による会合では、シリア軍が南部で実施すべく準備を進めている軍事作戦の案件の詳細が提示される予定だ。

ロシアの『コメルサント』紙によると、ロシアとしては、シリア南部の一部地域に残存するテロリストの追放を目的とした今次作戦へのイスラエルの反対は避けたい。同紙は、イスラエルが武装反体制派勢力と深い関係を持っていると言及した。

(2)へ続く

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(翻訳者:中鉢夏輝)
(記事ID:44861)