シリア:南部問題の解決へ(その2)
2018年05月31日付 al-Watan紙

■グータで9000人以上の住民が一カ月の内にシリア軍に加入…戦闘のない南部問題の終結に向けた地域的・国際的な接触(2)

【本紙:諸通信社】

これらに加えロシア外務省は、アンマンで開催が予定されるロシア、アメリカ、ヨルダン間の三カ国会談で、シリア南部における戦闘行為の停止方法が検討されると発表した。

ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣兼中東アフリカ諸国担当ロシア大統領特別代表は「ロシア側は、アメリカによるアンマンでの三カ国会談の日程と協議の参加者の調整を待っている。我々は本当に停戦を支持している。この地域における空白は、一部の過激派やテロリストたちによる浸透を許す。我々は、シリアの軍人が南部国境地帯に駐留すべきと考えている。

ラブロフ外相は昨夕(5月30日)、アメリカの働き掛けで、マイク・ポンペオ米国務長官と電話で協議した。両者はシリア問題とウクライナ問題について協議し、両国関係の正常化に向けた働きかけが必要なことに合意した。

また『スプートニク』通信によると、ポンペオ長官とヨルダンのアブドゥッラー2世国王との間で接触があり、現下の地域情勢の進展、特にシリア危機に関連する事柄が話された。

こうした動きは、シリア軍が軍事作戦を数カ所で継続する中でもたらされた。シリア軍は、ハマー県北部の郊外とイドリブ県南部の郊外の間で活動し、ハマー県郊外への侵入を企てるテロリストを砲撃した。また、シリア軍の部隊は、ハマー県北部郊外にある「ヌスラ戦線」の拠点を攻撃、多数の標的を破壊した。

一方、『SANA』によると、諸関係機関がテロリストによって掘られた2つのトンネルを発見した。トンネルはベート・サヘムから空港の道路へと繋がっていた。テロリストは移動や弾薬の輸送、この道路を通過する車両への狙撃のためにトンネルを使っていた。

これに加えて、報道筋によるとダマスカス東部グータの若者や男性のシリア軍や政府側武装勢力への参加が続いている。東グータでの軍事作戦が終了して以降、志願者と被徴兵者の数は約9200人に達した。

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(翻訳者:中鉢夏輝)
(記事ID:44862)