AKP、立候補候補から漏れた閣僚の舞台裏
2018年06月05日付 Hurriyet紙


公正発展党(AKP)の国会議員候補リストに記載されていない5閣僚に関することが暴露された。タイイプ・エルドアン大統領はあるテレビ番組で、メフメト・シムシェキ経済担当副首相、ナジ・アーバル財務相、ファルク・オズリュ科学技術産業相、ニハト・ゼイベクチ経済相、オメル・チェリキEU担当相に関して、「これは少なくとも友ら自身の選択だ。彼らにはそれぞれ別の考えがあるのだろう。『あなたは立候補しないでくれ』というような工作があったのではない」と語っていたが、これはリストの作成段階で起こったことに関する示唆を与えた。

■ゼイベクチ経済相からエルドアン大統領へ

情報によると、エルドアン大統領は、閣僚を含む全ての国会議員が立候補の申し出をすることを求めた。閣僚の一部はエルドアン大統領と直接会談し、一部はビナリ・ユルドゥルム首相を通して希望を伝えた。ニハト・ゼイベクチ経済大臣が国会議員への立候補を希望しないことは、直接エルドアン大統領に伝えられたという。ゼイベクチ大臣が次期内閣で省または大統領府での別のポジションを望んでいるのでもないということも述べられた。このアプローチは、ゼイベクチ大臣が地方選挙でデニズリから市長に立候補するのではと見られたものの、見解は明らかにされなかった。

■オズリュ科学技術産業相は新内閣でも続投を希望

一方ファルク・オズリュ科学技術産業大臣は、ビナリ・ユルドゥルム首相を通して、国会議員となることは望んでおらず、可能であれば新体制でも閣僚になりたいと伝えたという。オズリュ大臣が選挙で議会の過半数を獲得すれば国防大臣となる可能性があり、大臣の職が与えられなかった場合、防衛産業事務次官に任命されうるという。

■シムシェキ副首相とアーバル財務相

内閣に残るかどうかが注目されている他の2人は、メフメト・シムシェキ副首相とナジ・アーバル財務大臣だ。彼らも新内閣で閣僚に任命されなかった場合、国会議員としての職を得ることを望まないと伝えたという。しかし、この2人に関する判断はタイイプ・エルドアン大統領が行い、次期内閣の「経済表」で必要とされれば、シムシェキ副首相とアーバル大臣の2人とも、もしくはどちらか1人に新内閣でも地位が与えられる可能性があることが明らかにされた。

■チェリキEU担当相の状況は別

国会議員候補者リストに記載されていないオメル・チェリキ大臣の状況は、他の閣僚たちとは異なるという。チェリキ大臣は立候補に関する要望を出しておらず、この件に間する判断はエルドアン大統領によるものだという。エルドアン大統領がチェリキ大臣を大統領府で自分に近い職務につけることを望んでいることが述べられた。チェリキ大臣が新体制でEUとの関係を続ける可能性にも言及されている。

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:44877)