エジプト:野党主催のイフタールが混乱と暴力の場に
2018年06月07日付 al-Hayat紙


■エジプト野党のイフタール、混乱と暴力で終わる

【カイロ:リハーブ・アリーワ】

野党勢力である市民民主運動は一昨日晩にイフタールを催したが、新たな政治抗争の場となった。事件発生に先立って、何者かが彼らの活動を阻止するため、メンバーを攻撃するとの疑いが浮上していた。

野党側は「正体不明の約20人がキッカット地区(カイロ市南部)の集会所で行われたイフタールを襲った。イフタールには、前大臣や党首、学者らが参加しており、そのうち数人が負傷した」と述べた。一方、キットカット区の住民によると、招待客が二つのグループに分かれて口論となり、警備員がこれに介入し、暴力沙汰に発展したという。

運動参加者は、SNSの「Facebook」を通じて、地面に料理が散乱し、皿とテーブルが破壊されたことが分かる写真を拡散した。

市民民主運動は2017年12月に結成された野党の運動で、左派とリベラルの野党諸政党からなる。今年3月には大統領選挙のボイコットを呼びかけた。

カイロ・アメリカン大学の政治学教授で、市民民主化運動メンバーでもあるムスタファー・カーミル・サイード博士は、日刊紙『ハヤート』に送った声明のなかで、「我々はイフタールの時刻に合わせて体系的な攻撃を受けた。それはより多くの招待客が会場内にいる時を狙って計画されており、たとえ政治的な活動でなくとも野党幹部のあらゆる活動を阻止するためのものであった」と発表した。

サイード博士はまた、今回の攻撃が野党の活動の余地、または協力へのあらゆる希望を一掃するものであったと述べた。

(後略)

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(翻訳者:小林雅光・古賀きらら・江部七子)
(記事ID:44884)