北イラクへ越境作戦、ターゲットはPKKカンディル本部?
2018年06月08日付 Milliyet紙


ビナリ・ユルドゥルム首相はムシュ県で行った演説において、「トルコ軍は現在北イラクの領土内30キロメートル地点にいる。カンディルに関するすべての選択肢が机上に並べられた状態だ」と発言した。

ビナリ・ユルドゥルム首相は、ムシュ県で市民に呼びかけた。ビナリ・ユルドゥルム首相が演説で語った概要は、以下の通りだ。

■「ムシュ県では数多くの分野で投資を行った」

「ムシュ県でわれわれがどのようなことを行ったのか、まずは話そうと思う。2016年、ムシュ県では非常に多くの公共事業を行った。ムシュ県には、2000ヶ所の教育機関が存在していた。われわれが政権について以降、この数を3500ヶ所にまで増やした。ヴァルトやハスキョイに職業高等学校も開校した。国営公園も建設し、ムシュ県のみなさんの心にも豊かな庭を作ろうと思う。他にも、ムシュ県では7ヶ所の病院を開院し、保健衛生の分野でも大きく寄与した。現在も、マラズギルトで50床規模の病院を建設中だ。ムシュ空港にはターミナルを建設し、8月26日には開放を予定している。ムシュのみなさんに幸あれ。」

■「ムシュの農家は生産力があり、生産するほど稼いでいる」

「ムシュ県の若い農家の方々に、われわれは農業支援を行っている。ムシュの農家は生産性が高く、生産すればするほど利益を上げている。そして彼らが利益を上げれば、すなわちトルコも利益を得ることになる。われわれは畜産業においても、国内生産を支援している。この点において、彼らには多くの助成金を付与した。」

「6月24日は一つの転換点となる。再びテロが起きることのないよう、歴史を横断する深い溝を埋める時だ。国家と国民間で開いてしまったこの距離を、完全に閉じる時なのだ。6月24日、トルコは烈火のごとく湧き上がるだろう。トルコのバイラムとなるだろう。あらゆる職業において、チャンスがより広がることになるだろう。」

■「カンディルに関してあらゆる手段が机上にある」

「トルコ軍は、現在北イラクの領土内30キロメートル地点にいる。カンディルに関してすべての選択肢が机上に並べられた状態であり、われわれはテロリストとクルドの兄弟たちを混同することはない。クルド人はみな兄弟だ。1000年にわたり、兄弟としてともにこの地で暮らしてきた。しかし、これらのテロリストらと繋がる紐は外部にあり、われわれ以外の手の内にある。彼らにとって、クルド人だからという問題はない。彼らが何をしたか、彼らは地方選挙で次のように公約を掲げた。街を美化する、インフラを整備する、そう言ったのだ。彼らはこの都市で暮らす市民の生活をより良くすると言わなかっただろうか?しかし、選挙で選ばれた後、彼らは何をしただろうか。地方財源をカンディルへと流したのだ。街の通りでは、あらゆる悲惨な状況が見受けられる。われわれはもはや我慢できないと言い、彼らの手からこれら地方行政を引き取った。財源がこれ以上カンディルへ流れることを許さなかったのだ。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:指宿美穂)
(記事ID:44898)