投票まで2週間、エルドアン大統領、開発計画次々発表
2018年06月09日付 Hurriyet 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アンカラでの党大会で速報の会見を行った。エルドアン大統領は、「バーダト大通りを戦車が通過した際、誰かがその戦車に喝采を送っていた。これがアナトリアの子供たちであれば、戦車や航空機の前で殉教しただろう」と述べた。エルドアン大統領は、アンカラに吉報があると述べ、首都に新たなスタジアムや催事場、公園を作ると述べた。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領兼公正発展党(AKP)党首は、6月24日の選挙を前に、アンカラ党大会で市民に呼びかけた。エルドアン大統領の演説の概要は以下の通り。

アンカラの全郡はクーデター未遂を食い止めるため大きな役割を担った。その夜、アンカラは市民90人、警察官56人、兵士3人を含む147人の犠牲者を出した。アンカラは、アンカラだけではなくトルコ全土の未来のためにその身を盾にした。あなた方の子供であることを誇りに思う。しかし一部の人々はイスタンブル・アタテュルク空港で23時17分に…。我々は夜半に着陸する予定だが、その時間にバイ・ケマル(ケマル氏、クルチダルオールCHP党首のこと)は戦車を伴ってそこからバクルキョイに行っている、制御しつつ。その後、翌日事態を追い、画面の前でコーヒーが来ている。以前クーデターがあった際は、戦車に対しまず私が出ようと言っている。イスタンブルのバーダト大通りを戦車が通過した際、一部の人々はそれらの戦車の通過に拍手をしていた。しかし幸いにも、フライパンや鍋を打ち鳴らす者がいる一方で、殉教に向かう国民もいた。兄弟たちよ、共和国の統一に是か?この連帯を決して壊してはならない。

■「バイ・ケマルをSSKで知った」

この16年間でアンカラに11京6,000兆の投資が行われた。バイ・ムハッレム(ムハッレム・インジェCHP候補)よ、これらはそのように綿密に実行されながらではない。バイ・ケマルを我々は一般社会保険組合(SSK)(の総局長時代)で知った。兄弟たちは、彼らに5匹の羊を与え、失いながら来ている。これでは何にもならない。後悔は金にならないではないか。それらのために私は現在ここにいるすべての兄弟たちに呼びかけている。止まってはならない!すべての隣人たちに、親類たちに、これらのことを説明するべきだ。投票箱から勢いよく公正発展党と私自身が出るように。

■鉄道システム

アンカラを国の東西南北と一体化させる。アンカラ・イスタンブル間の高速鉄道(YHT)の建設を続ける。アンカラにYHTの駅を作った。アンカラで9万5,000軒の住居プロジェクトを実現した。中央分離帯のある道路が466キロメートルあったが、我々はこれを16年間で534キロメートルさらに追加し1,000キロメートルを達成した。これら以外に、選挙公約で説明した新たな鉄道システムもある。アンカラを15キロメートル延長させる。2つの地下鉄路線を建設している。アンカラはこの16年間で防衛産業の中心地となった。世界最大の防衛産業企業100社のうち3社はアンカラにある。我が国の防衛産業の80%はアンカラにある。防衛および航空産業の輸出は20億ドルにのぼった。需要のうち国内で賄う割合は65%にのぼった。よい前進だ。テロとの戦いを今や国産の武器で行っている。あらゆる分野で多くの革新がこの16年間で実現された。今後3年間の任期では、独自設計と先進技術によって、トルコを国際的なプレイヤーにする。組織化産業地帯(OSB)の数を12に増やした。R&Dと設計の中心地にある企業に税金の軽減を行っている。今度は航空特化組織化産業地帯を作っている。世界有数の宇宙・航空産業地帯の1つとなるこの施設の入札はすでに行われ、今年末までに建設が開始される。

■スタジアム、催事場、公園

さてあなた方を幸せに信ずるところの吉報にいこう。アンカラに建設予定の5万5,000人規模のスタジアムだ。しかしご存知のように、ある大統領候補が言うには、スタジアムどころか私はすべてを壊すだろうとのことだ。あらゆる社会やスポーツの設備と6,000台規模の駐車場によって、このスタジアムは首都にふさわしいスタジアムとなる。2つ目の吉報は、催事場に関するものだ。入札が行われ、1年以内に完了される。3つ目の吉報は、公園に関するものだ。アンカラに我々が建設するのは今までとはまったく別のものとなる。巨大な敷地に公園が作られる。アンカラに栄光あれ。ついに緑のアンカラとなる。公園の中にはスタジアムからコンサート会場まで多くのオリジナルの品ができる。イギリスにハイド・パークがあるように、我々にもここに巨大な公園ができる。基礎は残り、不要なものは取り除かれる。非常に大きくオリジナルな品となるだろう。

■「彼の口からテロとの戦いのことを聞いたか?」

バイ・ムハッレムの口からテロとの戦いのことを我々は聞いただろうか、バイ・ケマルからあなた方は聞いただろうか?どうやって聞くことがあろうか、アンカラからイスタンブルにテロリストらの支援によって歩いているのだ。私の兄弟たるクルド人53名の殺害の指示を与えた人物(デミルタシュHDP候補)を刑務所で訪問している。彼らに任せればトルコを1940年代に、1970年代に引き戻すだろう。共和人民党(CHP)は水不足である。CHPは汚点である。CHPはごみである。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:44906 )