パレスチナ:ガザ危機を複雑化させる多様な利害関係者(4)
2018年06月17日付 al-Hayat紙


■ガザ危機、利害関係者の多様化が解決を複雑化(4)

【ラーマッラー、ガザ:ムハンマド・ユーニス】

マジュリー氏は、「パレスチナ政府がガザ地区に戻り、完全な形で支配権を移譲され、全ての軍事組織を国防軍の枠組みの中に位置づけるかもしれない。しかし、それは普通選挙の実施と統一された解放組織の指令部の発足を通じて、『ハマース』が『体制』、つまり解放組織やパレスチナ政府組織に入るよう求めるものである」と明らかにした。

同氏は、「同じ枠組みの中で、ガザ地区をパレスチナの解放された一部分と見なすことができるだろう。そしてそういった考えは、ガザの軍隊が武器を保持するただの防衛力へと変化し、新兵器の開発を停止し、イスラエルがガザの封鎖を解除し、空港や港湾の建設と広範な成長プロセスを実行する同地区の国際的な活性化計画の開始をもたらすだろう」と述べた。

また同氏は、現段階においてイスラエルとの無条件での停戦を遵守する「ハマース」が武器開発の停止に合意すれば、見返りに同地区の封鎖解除を手に入れるかもしれない、と述べた。また、パレスチナ政府は「ハマース」とファタハがうまく機能するひとつの政治体制の枠組みの中で、西岸とガザのパレスチナ人の統一が可能かもしれない、と述べた。

一方、アメリカ大統領上級顧問のジャレッド・クシュナー氏とジェイソン・グリーンブラット氏が来週、来訪予定である。訪問の目的は、ガザ地区の危機と危機から脱する可能な出口戦略について議論することだ。ある西欧外交筋によると、両者はこの目的のためにイスラエル、エジプト、湾岸諸国をそれぞれ訪問する予定であるとのことだ。

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(翻訳者:藤木郁理)
(記事ID:44948)