エジプト:高校課程の修了認定試験、本日物理と歴史を実施
2018年06月19日付 Al-Ahram紙

■「英語の解答用紙のサンプル調査」結果は大いに満足できるものだった
■本日、受験生は物理と歴史の試験に挑む

【ニーフィーン・シャハータ】

本日の高校課程の修了認定試験(サーナウィーヤ・アーマ)で、理系学生は数学の試験と厄介な物理の試験に臨み、一方で文系学生は歴史の試験に挑む。毎年、物理と歴史は理系と文系それぞれの学生たちの間にいちばん論争や恐怖を引き起こす科目である。

教育省が、「試験は教科書を逸脱せず、授業で説明されたものであり、85%の設問が平均的な学生のレベルに即したものとなるだろう」と請け合ったにもかかわらず、理系学生らは物理の設問で例年のシナリオが繰り返されることを恐れて胸に手を当てている。また、今年度のサーナウィーヤ・アーマの事務局長であるリダー・ヒガーズィー博士は、「今年度の試験はすべて教科書を逸脱することはなかった。また(まだ残っている試験も)そのようなことはない。歴史の試験も物理の試験も絶対に教科書を逸脱しないし、例外もない」と述べた。同時に博士は、非常に深い知識を持ち予測が外れることはないなどと根拠のない主張をする「個別指導マフィア(注)」の予測に学生たちは従わないよう忠告した。

博士はまた、「教科書を覚えて、練習問題や教育省が配布した模擬試験を復習した学生にとって物理の試験は難しくないだろうし、同様に歴史の試験にも何の問題もないだろう。」と述べた。

(後略)

注:エジプトをはじめとするアラブ諸国ではサーナウィーヤ・アーマの準備のため、学校教員が放課後に自宅等で個別に有料で指導することが横行している。この個別指導は、料金の高さや複数の教科の教員らが徒党を組んで学生を囲い込むこと、また敵対する教員の悪評を流すといった「抗争」が発生することから「マフィア」に例えられることがある。

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(翻訳者:宮下香純)
(記事ID:44952)