シリア:米主導の有志連合は自らが違法に占領するタンフ国境通行所(ヒムス県)近くでシリア軍を爆撃、米国はこれを否定しつつも「正体不明の敵」への攻撃を認める
2018年06月23日付 その他 - Syria Arab Spring.info 紙


■ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは2件の停戦違反を、トルコ側は0件の違反を確認(2018年6月22日)
ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(6月22日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(アレッポ県1件、ラタキア県1件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。 一方、過 ... → 記事

■ロシアの国防省と外務省が共同記者会見「40トン以上の化学物質がテロリストから解放された地域で発見されたにもかかわらず、米英仏の監視下で調査を行うOPCWはこれを無視し続けている」(2018年6月22日)
ロシアの国防省と外務省は共同記者会見を開き、シリア国内での化学兵器使用やその調査の実態に関する報告を行った。 記者会見を行ったのは、ロシア軍放射線化学生物学防護部隊のイゴール・キリロヴ司令官(中将)、ロシアのマリア・ザハ ...  → 記事

■シリア軍がダルアー県への攻撃を激化(2018年6月22日)
ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が反体制武装集団支配地域各所に、「樽爆弾」少なくとも12発を投下した。 シリア人権監視団やドゥラル・シャーミーヤ(6月22日付)によると、シリア軍が爆撃・砲撃を行ったのは ... → 記事

■シリア軍はスワイダー県北東部でダーイシュの拠点を攻撃(2018年6月22日)
スワイダー県では、SANA(6月22日付)によると、シリア軍が県北東部の砂漠地帯(カブル・シャイフ・フサイン地区)でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。 → 記事

■ANHA「トルコの公正発展党がシリアの反体制武装集団を再教練し、イラク北部でのHPGとの戦いに投入しようとしている」(2018年6月22日)
ANHA(6月22日付)は、トルコの与党公正発展党(AKP)が、いわゆる「ユーフラテスの縦」作戦司令室に参加してきたシリア北部の反体制武装集団をトルコ領内で再教練し、イラク北部でのクルディスタン労働者党(PKK)の武装組 ... → 記事

■米主導の有志連合がタンフ国境通行所近くでシリア軍を爆撃、米国はこれを否定しつつも「正体不明の敵」への攻撃を認める(2018年6月22日)
ヒムス県では、AFP(6月22日付)によると、米主導の有志連合が、タドムル市の南東約50キロに位置する砂漠地帯(ハルバ地区)でシリア軍の拠点に対して爆撃を行い、兵士1人が死亡、7人が負傷した。 ロイター(6月22日付)も ... → 記事

■米国務省報道官「YPGはマンビジュ市からの撤退に同意したと言うことができる」(2018年6月22日)
米国務省のヘザー・ナウアート報道官は、アレッポ県マンビジュ市の処遇をめぐって米国とトルコが合意に達した「工程表」に関して、「(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG))はマンビジュ市からの撤退に同意 ... → 記事

■シャーム解放委員会はイドリブ県ダーナー市でダーイシュ幹部を逮捕(2018年6月22日)
シャーム解放委員会に近いイバー通信は、シャーム解放委員会の治安部隊がイドリブ県ダーナー市でダーイシュ(イスラーム国)の幹部の一人サアド・フナイティー氏を逮捕したと発表した。 → 記事

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
CMEPS-J

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:CMEPS-J )
( 記事ID:44971 )