シリア:政権軍はダルアー市などに激しい攻撃を加える一方、反体制派支配地域からの住民の避難を促すための安全人道回廊を設置
2018年06月28日付 その他 - Syria Arab Spring.info 紙


■ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームが8件の停戦違反を確認したと発表する一方、シリア南部での緊張緩和地帯設置にかかる合意から離脱したとの一部報道を否定(2018年6月27日)
ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(6月27日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(ラタキア県1件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。 ** ロシア国防省はまた ... → 記事

■シリア軍はダルアー市などに激しい攻撃を加える一方、反体制派支配地域からの住民の避難を促すための安全人道回廊を設置(2018年6月27日)
ダルアー県では、SANA(6月27日付)によると、シリア軍が、シャーム解放委員会などからなる反体制武装集団の支配下にあるダイル・ザウル市南東部の旧税関地区一帯に対して集中砲火を浴びせた。 ドゥラル・シャーミーヤ(6月 ... → 記事

■ダルアー県内の反体制派支配地域で「テロ集団」退去とシリア軍展開を求めるデモ発生(2018年6月27日)
ダルアー県では、SANA(6月27日付)によると、反体制派支配下のイブタア町、西ガーリヤ村、東ガーリヤ村で住民がデモを行い、「犯罪行為」を抑止するため、「テロ集団」の退去とシリア軍の展開を要求した。 これに対して、シャー ... → 記事

■ロシアの当事者和解調整センターはホワイト・ヘルメットがイドリブ県で化学兵器を使用した新たな挑発行為を準備していると発表(2018年6月27日)
ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのアレクセイ・ツィガノフ・センター長(少将)は声明を出し、イドリブ県住民からの電話情報として、ホワイト・ヘルメットが化学兵器を ... → 記事

■シリア軍はダイル・ザウル県の砂漠地帯5,800平方キロを、YPG主体のロジャヴァはハサカ県南部・南東部の600へ方キロをダーイシュから解放したと発表(2018年6月27日)
シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、ダイル・ザウル県で任務に就いている部隊が県南西部の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の掃討を完了し、5,800平方キロの地域を完全に解放したと発表した。 SANA(6月27日付)が ... → 記事

■トルコの実質占領下のアレッポ県北部で反体制武装集団が電線窃盗(2018年6月27日)#シリア #トルコ
アレッポ県では、ANHA(6月27日付)によると、トルコの実質占領下にあるアフリーン市で、反体制武装集団がザイディーヤ地区、マフムーディーヤ地区に敷設されていた電線を切断し、持ち去った。 ** また、西クルディスタン移行 ... → 記事

■ダルアー県で抗戦を続けるシャーム解放委員会などからなる統合作戦司令室はシリア軍との交渉を拒否(2018年6月27日)
ダルアー県でのシリア軍の攻勢に対抗する統合作戦司令室はビデオ声明を出し、「革命の原則をめぐる交渉はあり得ない…。統合作戦司令室はシリア軍やその民兵と交渉はしない。勝利、あるいは名誉の死を遂げるまで、ダルアーを防衛すること ... → 記事

■中国の新疆ウィグル自治区出身者からなるトルキスタン・イスラーム党はシリアのアル=カーイダの呼びかけに応じ、ダルアー県救済のためアサド政権に対するあらゆる軍事行動を行う用意があると表明(2018年6月27日)
中国の新疆ウィグル自治区出身者からなるトルキスタン・イスラーム党は声明を出し、シリア軍の攻勢を受けるダルアー県救済に向けた行動を求めるシャーム解放委員会の呼びかけに応え、アサド政権に対するあらゆる軍事行動を行う用意がある ... → 記事

■ナブア・メディアはレバノンのヒズブッラーがダルアー県の戦闘に参加していることを示す音声データを公開(2018年6月27日)
ナブア・メディア(6月27日付)は、シリア南部の処遇をめぐるロシア、米国、ヨルダン(そしてイスラエル)の合意に従い、同地からの撤退を求められているレバノンのヒズブッラーが、ダルアー市マンシヤ地区西の防空大隊基地に対するシ ... → 記事

■ヨルダン当局はダルアー県でのシリア軍の攻撃で負傷した戦闘員、住民の入国を拒否(2018年6月27日)
ドゥラル・シャーミーヤ(6月27日付)は、ダルアー県の医療筋の話として、ヨルダン当局がダルアー県でのシリア軍と反体制武装集団との戦闘で負傷した民間人と戦闘員の入国を拒否していると伝えた。 → 記事

■OPCWはシリアでの化学兵器使用疑惑事件の責任の所在を特定する権限を付与する英国案を可決、ロシア、シリア、イランは強く反発(2018年6月27日)
化学兵器禁止機関(OPCW)は、シリアでの化学兵器使用疑惑事件の責任の所在を特定する権限を同機関に与えるとする英国の提案を賛成82、反対24で可決した。 OPCWの査察は、化学兵器使用の有無を特定することを目的とし、だれ ... → 記事

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CMEPS-J

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( 翻訳者:CMEPS-J )
( 記事ID:44989 )